値下がり優勢、利益確定目的の売り

 
東証グロース市場は前日に米長期金利が低下し、朝方は新興株などグロース(成長)株への買いが優勢だった。指数は一時、1カ月ぶりの高水準まで上昇したが、買い一巡後は利益確定目的の売りに押された。日経平均株価の下げに歩調を合わせる形で、新興株相場も下げた。
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比3.55ポイント(0.51%)安い689.45だった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.04%安となった。
東証グロース市場では、ジーエヌアイや海帆、サンウェルズが下落した。一方、BASEやマイクロアドは上昇した。
値上がり銘柄数178、値下がり銘柄数334と、値下がりが優勢だった。
 
きょう東証グロース市場に上場したDサイクルは初値を6.83%下回る1677円で取引を終えた。午前に公開価格(1610円)を11.80%上回る1800円で初値を付けた。
 
 
個別では、タスキ、スマレジ、HENNGEが年初来高値を更新。カルナバイオサイエンス、日本電解、フォースタートアップス、BASE、スパイダープラスが買われた。
 
 一方、ユナイテッド&コレクティブ、アルー、オンデックが年初来安値を更新。サンクゼール、ユニフォームネクスト、AIAIグループ、ミクリード、アクアラインが売られた。
 

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