反落スタート、米株安で売り

【寄り付き概況】
 

10日午前の日経平均株価は、前営業日比155円22銭安の3万2491円24銭で始まった。

東証株価指数(TOPIX)は、13.54ポイント安の2321.58で始まった。
 
前日の米株式市場で、NYダウは220ドル安と続落。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がインフレとの戦いを終わらせるのに金利が十分高い水準に達しているとは「確信していない」と発言。この発言はタカ派的と受け止められ、利益確定売りが優勢となった。
 
この米株安の流れを受け、東京株式市場も日経平均株価は下落してスタートした。為替は1ドル=151円30銭台と前日夕方に比べ円安で推移している。
 
三菱商など商社株の上昇がきょうも目立っているほか、日米の長期金利上昇で銀行株も買われている。
 
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆3993億円、売買高は5億3999万株だった。
 
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリ、ホンダ、リクルートが安い。一方、トレンド、スクリン、日立建機が高い。
 
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