東証グロース市場で東証マザーズ指数が小幅に反落して終わった。相場全体を動かす新たな手掛かりが乏しく、前日終値を挟んで行ったり来たりの状態が続いた。グロースCoreは軟調。東証マザーズ指数の前日比1.02ポイント(0.14%)安の737.54だった
個別でもプラスとマイナスの符号が頻繁に入れ替わる銘柄が散見された。
市場全体が米物価統計待ちで様子見ムードとなる中、「個人の短期売買が中心で、方向感は出なかった」という。グロース市場銘柄の騰落バランスはほぼ均衡状態で、売買代金は前日に比べて大きく減少するなど、新興企業市場は静かな一日だった。
東証グロース市場では、フリーやジーエヌアイ、カバーが下落した。一方、ココナラは制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇した。GENDAやサンクゼールも買われた。
値上がり銘柄数245、値下がり銘柄数259と、売り買いが拮抗した。
個別ではココナラ、フューチャーリンクネットワークがストップ高。イントランス、さくらさくプラスは一時ストップ高と値を飛ばした。ベースフード、トラストホールディングス、アズーム、エコモット、ダブルエーなど8銘柄は年初来高値を更新。GENDA、サンクゼール、メドレックス、BBDイニシアティブ、メディア総研が買われた。
一方、アスカネット、シャノン、エッジテクノロジー、窪田製薬ホールディングス、monoAI technologyなど12銘柄が年初来安値を更新。ベストワンドットコム、トラース・オン・プロダクト、クリアル、イメージ情報開発、セルシードが売られた。
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