値下がり優勢、換金売り

 
東証グロース市場は前日の米株高を追い風に日経平均株価が大幅高となったが、投資家の関心が大型株に向かうなかでマザーズ指数を構成する銘柄には物色が向かいにくいとの声が聞かれた。月後半には新規株式公開(IPO)が続くため、換金売りが意識されやすいとの見方もあった。
東証マザーズ指数は小幅安。グロースCoreは反発。
東証マザーズ指数の前引けは前日比0.96ポイント(0.13%)安い740.08だった。
東証グロース市場ではJTOWERやジーエヌアイが売られた。一方、前日に増益見通しを示したビジョナルが大幅高となった。フリーやカバーも買われた。
値上がり銘柄数177、値下がり銘柄数329と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではベースフード、トラストホールディングス、霞ヶ関キャピタル、アジャイルメディア・ネットワークが年初来高値を更新。エコナビスタ、アシロ、ペルセウスプロテオミクス、QDレーザ、リベロは値上がり率上位に買われた。
 
一方、ツクルバが一時ストップ安と急落した。データホライゾン、はてな、エディア、ブレインズテクノロジー、ステムリムなど16銘柄は年初来安値を更新。LeTech、フューチャーリンクネットワーク、GA technologies、スリー・ディー・マトリックス、Macbee Planetが売られた。
 

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