20日の東京株式市場は、様子見姿勢が強まりそう。
日経平均株価の予想レンジは、3万3100円-3万3500円(19日終値3万3242円59銭)
米国株は下落。ダウ平均は106ドル安の34517ドルで取引を終えた。インフレ長期化懸念が高まったことが重しとなった。
日経平均株価は、前週14-15日で820円強の上昇をみせた一方、きのう19日には290円安となるなど、やや値が荒い動きとなっている。
下値には9月配当取りの買いが控えているとみられるなか、落ち着きどころを探る展開が見込まれる。
また、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を控え、会見の内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の後半(19日は147円64-66銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の後半(同157円88-92銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比15円高の3万3055円だった。
【好材料銘柄】
■タスキ <2987>
今期経常を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額。また、26年9月期に経常利益44.5億円(23年9月期は21.8億円)を目指す中期経営計画を策定。併せて、長期ビジョンとして33年9月期にLife Platform事業の売上高を1100億円(23年9月期は184億円)に拡大させる計画も示した。
■ホットランド <3196>
今期経常を一転9%増益に上方修正、配当も3円増額。
■エスクロー・エージェント・ジャパン <6093>
上期経常を3.4倍上方修正。
■キャリアインデックス <6538>
今期配当を2.5円増額修正。
■ギックス <9219>
JR西日本 <9021> と高度デジタル人材の確保・育成を目的として合弁会社を設立する。
【主な経済指標・スケジュール】
20(水)
【国内】
8月貿易収支(8:50)
8月首都圏マンション発売(13:00)
8月訪日外国人客数
《決算発表》
ツルハHD
【海外】
中国9月の最優遇貸出金利(LPR)
パウエルFRB議長会見
《米決算発表》
フェデックス
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