東証スタンダード市場は米国の主要株価指数が続落したことで投資家心理が悪化し、売りが優勢となった。一方、下値では押し目買いも入り、日経平均株価の下げ幅は広がらなかった。日銀金融政策決定会合の結果発表を控え方向感に乏しかった。
スタンダードTOP20は小幅安。出来高1億9002万株。
値上がり銘柄数568、値下がり銘柄数636と、値下がりが優勢だった。
きょう東証スタンダード市場と名証メイン市場に上場した笹徳印刷は、スタンダード市場では公開価格(600円)を13.33%上回る680円で初値を付けた。前引け時点では初値を55円上回る735円だった。
個別では、笹徳印刷が一時ストップ高と値を飛ばした。KHC、住石ホールディングス、守谷商会、森組、第一屋製パンなど32銘柄は年初来高値を更新。アースインフィニティ、日本精蝋、英和、木村工機、壽屋が買われた。
一方、クックパッド、出前館、セリア、ホームポジション、JFLAホールディングスなど25銘柄が年初来安値を更新。クオンタムソリューションズ、タキヒヨー、アズ企画設計、スリーエフ、テンダが売られた。
目次
