値下がり優勢、上値の重い展開

東証グロース市場は上値の重い展開となっている。グロース市場の時価総額上位銘柄などで構成される東証グロース市場Core指数は上昇スタート後にプラス圏で推移しているが、マザーズ指数は上昇スタートも上げ幅を大きく縮小してマイナス圏に転落している。

東証プライム市場の主力株に注目が集まっているほか、米長期金利が依然として高水準で推移しており新興株を積極的に買い進む動きは限定的となっている。前引け時点での東証グロース市場Core指数は0.27%高、東証マザーズ指数は0.46%安となった。

東証グロース市場では、グッドスピーやスカイマークが下落した。霞ヶ関CやFFRIが上昇した。
値上がり銘柄数208、値下がり銘柄数309と、値下がりが優勢だった。

 個別では、デジタルプラスがストップ高。FFRIセキュリティは一時ストップ高と値を飛ばした。霞ヶ関キャピタル、網屋、BeeX、Photosynth、JMCなど8銘柄は年初来高値を更新。テクノロジーズ、INTLOOPー、ランディックス、エコナビスタ、トライトが買われた。

 一方、グッドスピードがストップ安。ミンカブ・ジ・インフォノイド、インテグラル、NexTone、BuySell Technologies、揚羽など6銘柄は年初来安値を更新。メドレックス、Birdman、エコモット、トラストホールディングス、ファーストアカウンティングが売られた。

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