4日の東京株式市場は、続落後にもみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、3万600円-3万1000円を想定。(3日終値3万1237円94銭)
米国株は下落。ダウ平均は430ドル安の33002ドルで取引を終えた。
きのう3日の弱い動きが継続するとみられ、現地3日の欧米株式が下落したことも重なり、売り先行スタートとなろう。その後も手がかり材料難のなか、落ち着きどころを探る展開が見込まれる。
米国議会の下院で、共和党のマッカーシー議長の解任動議が可決されたことから、新年度予算の成立に不透明感が高まるとみられ、米国株の動きをみたいとして、様子見姿勢が強まる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=149円のトビ台(3日は149円77-79銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円前後(同156円99銭-157円03銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所清算値比450円安の3万750円だった。
【好材料銘柄】
■北日本紡績 <3409>
投資有価証券売却益2.2億円を24年3月期第3四半期累計に特別利益として計上。
■霞ヶ関キャピタル <3498>
今期経常は82%増で4期連続最高益、60円増配へ。また、中期経営計画を修正。計画を1年前倒しし25年8月期に営業利益200億円、純利益100億円を目指す。
■クスリのアオキホールディングス <3549>
6-8月期(1Q)経常は11%増益で着地、今期配当を実質増額修正。また、11月20日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。
【主な経済指標・スケジュール】
4(水)
【国内】
日銀が需給ギャップと潜在成長率を発表
《決算発表》
不二越、エスプール、天満屋ス、バイク王
【海外】
ノーベル化学賞発表
米9月ADP全米雇用リポート(21:15)
米8月製造業受注(23:00)
米9月ISM非製造業指数(23:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
