6日の東京株式市場は、調整含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万800円-3万1150円を想定。(5日終値3万1075円36銭)
米国株は下落。ダウ平均は9ドル安の33119ドルで取引を終えた。
5日の米国株式市場では、6日に9月雇用統計の発表を控えて様子見気分が強い中、主要株価指数が安く、重しとなりそうだ。
なかで、ナスダック総合株価指数やSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)の下げを反映し、半導体関連など値がさハイテク株中心にさえない動きとなりそうだ。3連休を控えていることもあり、引けにかけて手控え気分に傾く可能性もある。
東京外国為替市場では、ドル・円が1ドル=148円台前半(5日終値は149円04-07銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円台後半(同156円63-67銭)で取引されている。
CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて10円高の31030円、ドル建てが35円高の31055円で取引を終えた。
【好材料銘柄】
■クシム <2345>
子会社チューリンガムが博報堂キースリー、Stake Technologies、博報堂DYメディアパートナーズと共同で、企業のトークン活用施策を総合的に支援するソリューション「まるごとトークン」を提供開始。
■薬王堂ホールディングス <7679>
今期経常を15%上方修正・3期ぶり最高益更新へ。9月既存店売上高は前年同月比9.0%増と増収基調が続いた。
■エリアクエスト <8912>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.5%にあたる26万9200株(金額で3634万2000円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月6日から24年3月31日まで。
■サンエー <2659>
上期経常が49%増益で着地・6-8月期も57%増益。
■キユーピー <2809>
今期経常を26%上方修正。また、キユーピータイランドでマヨネーズ類を増産。約29億円を投じ生産能力を2倍に増強、25年1月から新棟を稼働予定。
■サカイ引越センター <9039>
9月末割当の1→2の株式分割実施に伴い、株主優待制度を変更。新制度では3月末時点で100株以上を保有する株主に対し、岩手県産ひとめぼれ5kgまたはクオカード2000円分を贈呈する。また、9月末時点で300株以上を保有する株主には、ひとめぼれ5kgまたはクオカード2000円分を追加で贈呈する。24年3月末から適用。
【主な経済指標・スケジュール】
6(金)
【国内】
8月家計調査(8:30)
8月毎月勤労統計調査(8:30)
8月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
安川電、久光薬、サカタのタネ、壱番屋、ハイデ日高、アークランズ、WNIウェザー、ワキタ、大有機、サーラ、わらべや、ヨンドシーHD、北興化、ジャステック、三陽商、マルマエ
【海外】
ノーベル平和賞発表
米9月雇用統計(21:30)
米8月消費者信用残高(10/7 4:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
