東証スタンダード市場は米国の金融引き締め懸念が和らいだ上、中東情勢が悪化する中で米国株が底堅さを見せたことも買い安心感につながった。今週は、11日に9月の米卸売物価指数(PPI)、12日に9月の米消費者物価指数(CPI)の発表が控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。
スタンダードTOP20は続伸。出来高2億0774万株。値上がり銘柄数949、値下がり銘柄数319と、値上がりが優勢だった。
個別では、イー・ロジットがストップ高。弘電社、東北新社、クオンタムソリューションズ、YE DIGITAL、ギグワークスなど16銘柄は年初来高値を更新。スパンクリートコーポレーション、住石ホールディングス、Abalance、守谷輸送機工業、岡本工作機械製作所が買われた。
一方、オカムラ食品工業、ミタチ産業、フェリシモ、サイバーコム、チエルなど8銘柄が年初来安値を更新。アクセスグループ・ホールディングス、日本色材工業研究所、ナガホリ、トーヨーアサノ、ビーイングホールディングスが売られた。
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