12日の東京株式市場は、しっかりした展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万1700円－3万2200円を想定。（11日終値3万1936円51銭）
米国株は上昇。ダウ平均は65ドル高の33804ドルで取引を終えた。
日経平均は今週の2営業日で1000円近く水準を切り上げており、一段の上値追いには慎重になると予想する。
きのう11日は日経平均株価が続伸し、一時心理的なフシ目の3万2000円を回復した。同水準は、9月下旬にもみ合いとなっていただけに、売り買いが交錯するとみられるが、終値ベースで3万2000円を超えることができるか否かがポイントになりそう。
ただ、あす13日には10月限先物・オプションのSQ（特別清算指数）値の算出も控えることから、手控えムードが広がる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル＝149円トビ台（11日は148円76－78銭）、ユーロ・円が1ユーロ＝158円台の前半（同157円68－72銭）と、やや円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比90円高の3万1990円だった。
【好材料銘柄】
■ホームポジション <2999>
前期経常が上振れ着地・今期は28％増益、5円増配へ。
■ポールトゥウィンホールディングス <3657>
カナダのサウンド制作会社Vibe Avenueの全株式を取得し子会社化。取得価額は2.2億円。
■ボードルア <4413>
上期経常が91％増益で着地・6-8月期も70％増益。また、10月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
■昭和システムエンジニアリング <4752>
上期経常を38％上方修正・最高益予想を上乗せ。
■エヌ・ピー・シー <6255>
今期経常は64％増益、1円増配へ。
■FPパートナー <7388>
12-8月期(3Q累計)経常が43％増益で着地・6-8月期も56％増益。
■サイゼリヤ <7581>
前期経常が上振れ着地・今期は61％増益へ。
■幸和製作所 <7807>
今期経常を70％上方修正・最高益予想を上乗せ。
■コックス <9876>
上期経常は3.2倍増益・通期計画を超過。
【主な経済指標・スケジュール】
12（木）
【国内】
9月企業物価指数（8:50）
8月機械受注（8:50）
9月都心オフィス空室率（11:00）
《決算発表》
ファーストリテイ、7＆I－HD、SHIFT、竹内製作、マニー、USENNEXT、いちご、松竹、TKP、SFoods、乃村工、大黒天、ウイングアーク、トランザクショ、松屋、CSP、AIT、ABEJA、ダイト、佐鳥電機、ビーウィズ、イージェイHD、ブックオフGH、FIXER、PRTIMES、前沢工、ラクトJPN、明光ネット、住江織、メディアドゥ、オオバ、フロイント、TONE、小津産業、ELEMENTS、ジーデップ、ミクロン精密、プログリット、ナルミヤ、インタアクション、MORESCO、カンセキ
【海外】
G20財務相・中央銀行総裁会議（モロッコ、～10/13）
米9月消費者物価指数（21:30）
米30年国債入札
《米決算発表》
デルタ航空
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
