東証グロース市場は、前日の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを引き継いだ。12日の米株価指数先物が堅調で、日経平均株価が午後に上げ幅を広げたことも投資家心理の改善につながった。国内の新興市場ではJTOWERやフリーなど主力銘柄に買いが入り、マザーズ指数は一段高となった。全般相場が堅調な推移でグロース市場も連動したが、上値の重い展開が継続した。
東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発。
東証マザーズ指数の終値は前日比9.15ポイント(1.31%)高い708.63だった。
東証グロース市場では、アイスペースやRJが上昇した。一方、ジーエヌアイやシリコンスタは下落した。
値上がり銘柄数285、値下がり銘柄数231と、値上がりが優勢だった。
個別では、エヌ・ピー・シーがストップ高。ASJ、メドレックスは一時ストップ高と値を飛ばした。ロジザード、日本リビング保証など3銘柄は年初来高値を更新。ヘリオス、サインド、note、弁護士ドットコム、エコモットが買われた。
一方、駅探、カラダノート、プロパティデータバンク、バルテス・ホールディングス、シンバイオ製薬など21銘柄が年初来安値を更新。シリコンスタジオ、Globee、AnyMind Group、ポーターズ、ブレインズテクノロジーが売られた。
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