軟調展開か

16日の日経平均株価は、続落後も軟調か。
日経平均株価の予想レンジは、3万1800円-3万2300円を想定。
先週末の米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックが下落。ダウ平均は39ドル高の33670ドルで取引を終えた。
ナスダックが1.2%安と大きな下げとなっており、日本株はこれを嫌気した売りに押されると予想する。
前週末13日の弱い動きや、イスラエルによるガザ地区への攻撃による中東情勢の不安定化が警戒され、リスク回避姿勢が強まりそうだ。消去法的に、好業績銘柄への個別株物色が中心になるとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の半ば(前週末13日は149円64-67銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の前半(同157円90-94銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同13日の大阪取引所清算値比365円安の3万1885円だった。

【好材料銘柄】

■エムビーエス <1401> 
6-8月期(1Q)経常は4.1倍増益で着地。

■JESCOホールディングス <1434> 
今期経常は2.2倍増で2期ぶり最高益更新へ。

■明豊ファシリティワークス <1717> 
上期最終を一転22%増益に上方修正、通期も増額、配当も2円増額。

■クシム <2345> 
子会社チューリンガムがSBIデジタルハブが主導する「オープンアライアンス」に参画。

■ローソン <2651> 
今期最終を一転58%増益に上方修正・10期ぶり最高益、配当も35円増額。

■ジェイフロンティア <2934> 
6-8月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。

■エスエルディー <3223> 
今期経常を94%上方修正。

■サインポスト <3996> 
上期経常が赤字縮小で着地・6-8月期は黒字浮上。

■アララ <4015> 
前期営業が上振れ着地・今期は23%増益へ。また、デジタルサイネージを主力とするクラウドポイントを株式交換によって経営統合する。

■エーアイ <4388> 
今期経常を一転2.2倍増益に上方修正。

■サーバーワークス <4434> 
今期経常を50%上方修正。

■グッピーズ <5127> 
今期経常は35%増で7期連続最高益更新へ。

■三機サービス <6044> 
6-8月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。

■シンメンテホールディングス <6086> 
上期経常が23%増益で着地・6-8月期も30%増益。

■メタリアル <6182> 
上期経常が55%増益で着地・6-8月期も92%増益。

■RPAホールディングス <6572> 
今期最終を68%上方修正。

■フロンティア・マネジメント <7038> 
株主優待制度を拡充。新制度では毎年12月末と6月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて株主優待ポイントを1000~5万ポイント付与する。

■良品計画 <7453> 
今期経常は27%増で7期ぶり最高益更新へ。

■東京衡機 <7719> 
上期経常は一転44%増益で上振れ着地・通期計画を超過。

■ノバレーゼ <9160> 
株主優待制度を新設。毎年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、食品ギフトやカタログギフト(保有株数に応じて2000~2万円相当)、ブロスダイニング優待券2枚(保有期間3年以上の株主は4枚)を贈呈する。

■ラストワンマイル <9252> 
今期経常は21%増で7期ぶり最高益更新へ。また、株主優待制度を導入。毎年2月末と8月末時点で6ヵ月以上継続保有する株主を対象に、ギフト券(保有株数100株未満で1000円分、100株以上保有で5000円分)を年2回贈呈する。

■ポエック <9264> 
今期経常は43%増で2期連続最高益、10円増配へ。

■東京エレクトロン デバイス <2760> 
上期経常を一転20%増益に上方修正・最高益更新へ。

【主な経済指標・スケジュール】

16(月)
【国内】
《決算発表》
アークス、日置電、日本国土、古野電、バロック、大庄、スーパーV、テイツー

【海外】
米10月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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