【寄り付き概況】
14日寄り付きの日経平均株価は、前営業日比16円93銭安の3万2456円72銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、3.03ポイント高の2306.54で始まった。
前週末の欧州株式市場ほぼ全面安商状となったほか、米国株市場ではNYダウは強調展開を維持したものの、米長期金利の上昇を背景に半導体関連をはじめハイテクセクターが軟調な値動きでナスダック総合株価指数は下落した。東京株式市場では前週末に日経平均株価が反発したが、3万2000円台半ばでは戻り売り圧力も意識されやすく、きょうは上値の重い展開が予想される。
一方、外国為替市場で1ドル=145円台までドル高・円安に振れたことは、輸出セクターやインバウンド関連中心に株価の下支え材料となるだろう。
個別では、アドテストが大幅安。ファストリ、ソフトバンクグループも売りが先行している。一方、楽天グループやシャープが大幅高だった。
