続落スタート、米株安や中国の景気不安で

【寄り付き概況】

18日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比304円74銭安の3万1321円26銭。

米長期金利の上昇などが警戒され軟調な値動きとなった。この米国株安の流れを受け、東京株式市場も値を下げて始まった。中国不動産大手、恒大集団が米国で破産申請をしたと伝わったことも警戒された。為替は1ドル=145円60銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。

東京株式市場では安川電などの中国関連とされる銘柄のほか、三越伊勢丹や資生堂などのインバウンド(訪日外国人)関連の一角も下げている。

東証株価指数(TOPIX)は続落している。

寄り付き時点で業種別では33業種中、2業種が高く、値上がりは鉱業と石油のみ。値下がり上位に小売り、精密、電力・ガス、陸運、医薬品など。

個別では、フジクラや住友大阪、ZHDが安い。半面、三菱重やJFE、アドテストが高い。
 

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