反落スタート、ダウ平均下落が重荷

【寄り付き概況】

23日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比138円80銭安の3万1717円91銭。

前日はアジア株市場、欧州株市場ともほぼ全面的に買われる地合いだったが、米国株市場ではこの流れを引き継げずNYダウが続落した。大手格付け会社が地銀5行を格下げしたことが嫌気され金融セクターへの売りが地合いを悪くした。

これを受けて東京株式市場でも目先筋の利益確定売り圧力が優勢となっている。今週末にパウエルFRB議長の講演を控え、積極的な買いが入りにくい状況。一方、下値を大きく売り込む材料にも乏しく、日経平均は3万1000円台後半で売り物をこなす展開が想定される。

東証株価指数(TOPIX)は反落。

個別では、東エレクやアドテストなど主力の半導体関連が下げている。ソフトバンクグループ(SBG)も安い。
一方、ダイキンやファストリ、テルモは上げている。

 

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