値上がり優勢、米長期金利の上昇に一服感で

東証グロース市場は、米長期金利の上昇に一服感があることから、マザーズ指数を構成する高PER(株価収益率)のグロース(成長)株に買いが入りやすかった。東証マザーズ指数は続伸。グロースCoreは反発東証マザーズ指数の前引けは前日比7.38ポイント(1.00%)高い742.53だった。
マザーズ指数の戻りは投資家心理をやや明るくしてくれている。マザーズ指数は先週末にかけて下落が続き、200日線を大きく下放れてしまっていたが、今週に入ってからは戻りを試す展開が続いている。依然として200日線下での推移にとどまり、自律反発の域は出ていない。
東証グロース市場では、JTOWERやビジョナルが上昇した。一方、ベースフードやjig.jpは下落した。
値上がり銘柄数328、値下がり銘柄数174と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、メイホーホールディングス、和心がストップ高。アマナは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、ユナイテッド&コレクティブ、アララ、日本情報クリエイト、rakumoなど14銘柄は年初来高値を更新。ソーシャルワイヤー、ROBOT PAYMENT、モンスターラボホールディングス、マイクロアド、くふうカンパニーが買われた。
 
一方、サインド、monoAI technology、BBDイニシアティブ、アドベンチャー、レントラックスなど7銘柄が年初来安値を更新。セキュア、jig.jp、メディアシーク、海帆、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが売られた。
 

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