値上がり優勢、買い戻しが先行

 
東証グロース市場は堅調な展開となっている。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇スタート後、プラス圏での推移が継続している。ジャクソンホール会議での講演におけるパウエルFRB議長の発言内容が無難に消化されたことを受けて目先の安心感から買い戻しが先行。また、米長期金利の動きも落ち着いており、バリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株も買い戻す動きが優勢となっている。前引け時点での東証グロース市場Core指数は1.26%高、東証マザーズ指数の前引けは前週末比4.32ポイント(0.58%)高い749.36だった。
東証グロース市場では、エネチェンジやGENDA、グロービーが上昇した。一方、ハナツアーJやアマナ、ヘッドウォは下落した。
値上がり銘柄数268、値下がり銘柄数225と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、Sharing Innovations、トゥエンティーフォーセブンがストップ高。ユナイテッド、ツクルバ、ユナイテッド&コレクティブ、Photosynth、ブロードエンタープライズなど11銘柄は年初来高値を更新。タメニー、ENECHANGE、Globee、クラダシ、BCCが買われた。
 
 一方、アジアクエストが年初来安値を更新。アマナ、HANATOUR JAPAN、AViC、メイホーホールディングス、トリドリが売られた。
 

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