値上がり優勢、米長期金利の上昇一服

 
東証グロース市場は米国株高などを背景に個人投資家などの物色が活発となり、終日買いが優勢だった。米長期金利の上昇一服などを支えに主力銘柄や直近で下げのきつかった銘柄に買いが入り、指数は午後に上げ幅を拡大した。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに続伸。東証マザーズ指数の終値は前日比16.74ポイント(2.24%)高の764.79だった。
市場関係者からは「プライム市場の大型株の値動きが重くなり、投資資金がグロース市場にシフトした」、「直近で新たな手掛かり材料が出た銘柄に買いが集まった」といった指摘が出ていた。
グロース市場ではフリー、ビジョナル、サンウェルズが上昇した。一方、Aiming、バイセルが下落した。
値上がり銘柄数393、値下がり銘柄数135と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、海帆、HOUSEI、アクアライン、アディッシュがストップ高。ジーエヌアイグループ、ユナイテッド、ツクルバ、ユナイテッド&コレクティブ、日本ファルコムなど13銘柄は年初来高値を更新。モダリス、エコナビスタ、GENDA、リアルゲイト、EduLabが買われた。
 
一方、Institution for a Global Society、monoAI technologyが年初来安値を更新。Sharing Innovations、タメニー、アマナ、免疫生物研究所、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが売られた。
 
 

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