弱含みの展開か

9月1日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万2300円-3万2700円を想定。(8月31日終値3万2619円34銭)

米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇した。ダウ平均は168ドル安の34721ドルで取引を終えた。上昇して始まったものの、8月雇用統計の発表を前に目先の利益を確定する売りが優勢となった。

きのう8月31日まで4連騰となっていた反動や、現地8月31日の米国株式が不安定な値動きとなったことから、利益確定売りが先行しそうだ。米国で8月雇用統計や、8月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数の発表を控えることから、その内容を確認したいとして、手控えムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=145円台の半ば(8月31日は145円90-92銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の後半(同158円92-96銭)と円高方向に振れている。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同31日の大阪取引所清算値比110円安の3万2500円だった。

【好材料銘柄】 

■いちご <2337> 
発行済み株式数(自社株を除く)の2.65%にあたる1200万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月1日から24年2月29日まで。

■日本和装ホールディングス <2499> 
創業40周年記念特別株主優待を実施。23年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律500円分のクオカードを贈呈する。

■エヌ・ピー・シー <6255> 
今期最終を79%上方修正、配当も4円増額。

■プラザホールディングス <7502> 
株主優待制度にグランピング宿泊体験とアパレル商品を加え、既存のカタログギフトも内容を拡充する。

■アップルインターナショナル <2788> 
発行済み株式数(自社株を除く)の0.70%にあたる9万株(金額で4527万円)を上限に、8月31日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

■ABEJA <5574> 
PwCコンサルティングと協業を開始。生成AIをはじめとした最新テクノロジーを活用した企業のDX推進を支援。

【主な経済指標・スケジュール】

1(金)
【国内】
4-6月期法人企業統計(8:50)
8月新車販売台数(14:00)
8月軽自動車販売台数(14:00)
《決算発表》
伊藤園、アインHD

【海外】
中国8月財新製造業PMI(10:45)
米8月雇用統計(21:30)
米8月ISM製造業景気指数(23:00)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次