反落、円高含みで輸出関連株の一角が安い

【寄り付き概況】

週明け18日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前週末比44円45銭安の2万74円41銭で寄り付いた。

前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら5日ぶりに反落、ナスダック指数は小幅ながら7日続伸となったが、いずれも上値が重くなっている。外国為替市場では足もと1ドル=112円台後半の推移で、円高含みでもみ合っておりこれも主力輸出株中心に積極的な買いを入れにくい背景となっている。トヨタなど輸出関連株の一角が安い。
ただ、下値では押し目買いニーズも強く、引き続き狭いレンジでのもみ合いが予想される。

寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、海運、水産など。値下がりで目立つのは銀行、輸送用機器、保険など。

個別では、任天堂が売られ、トヨタ、SUBARUも下落し、東エレク、キヤノンは軟調。三菱UFJ、三井住友が下げ、第一生命、東京海上が甘く、野村もさえない。7&iHDが売り気配で始まり、ファーストリテは安く、積水ハウスも値下がりしている。

半面、ソフトバンクGが上伸し、ソニー、ファナックは小高く、キーエンスもしっかり。国際帝石が値上がりし、新日鉄住は堅調。JTが上げ、塩野義も買われている

225先物はパリバ・野村・シティ・ソジェンが買い越し。
バークレイズ・モルスタ・メリル・UBS・アムロ・JPが売り越し。
TOPIX先物はメリル・野村・ソジェン・アムロ・モルスタが買い越し。
JP・クレディ・バークレイズ・パリバ・日興が売り越し。

テクニカル的には、高松(1762)、五洋(1893)、リニカル(2183)、アウトソ(2427)、くら(2695)、アルペン(3028)、富士紡(3104)、旭化成(3407)、石原産(4028)、デンカ(4061)、JSR(4185)、ダイセル(4202)、一工薬(4461)、関ペ(4613)、エステー(4951)、タカラバイオ(4974)、洋鋼板(5453)、三井金(5406)、アマダ(6113)、DMG森(6141)、日立建(6305)、栗田工(6370)、タダノ(6395)、アマノ(6436)、JUKI(6440)、ミネベア(6479)、東洋電(6505)、ヒロセ(6806)、古河電池(6937)、太平洋(7250)、小糸製(7276)、ジャムコ(7408)、ナガイレ(7447)、第一興商(7458)、メディパル(7459)、マーベラス(7844)、岡村製(7994)、長瀬産(8012)、豊田通(8015)、サンゲツ(8130)、東天紅(8181)、スターツ(8850)、東宝(9602)、アイン(9627)、トラコス(9715)が動兆。

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