値上がり優勢、底堅い展開

 
東証グロース市場は、底堅い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は1.40%高となった。このところ、プライム市場の主力株に資金が向かう動きがあり、グロース市場指数は昨日まで4日続落となったが、今日は前場に日経平均が下落したこともあり、新興市場も資金が向かい、押し目買いが優勢となった。その後、日経平均が底堅い動きとなったが、新興市場から資金が流出することはなく、新興市場は終日、底堅く推移した。
東証マザーズ指数の終値は前日比10.70ポイント(1.41%)高い768.79と、約1カ月ぶりの高値を付けた。東証グロース市場ではエネチェンジやサイバーセキが上昇した。一方、海帆やGENDAは下落した値上がり銘柄数311、値下がり銘柄数189と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、BBDイニシアティブ、アジャイルメディア・ネットワーク、TORICOがストップ高。ユナイテッド、ベースフード、霞ヶ関キャピタル、リネットジャパングループ、アプリックスなど11銘柄は年初来高値を更新。セルシード、サイバー・バズ、サンバイオ、BTM、メドレックスが買われた。
 
一方、ステムリム、アドベンチャー、ブリーチ、ブリッジコンサルティンググループが年初来安値を更新。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、アクアライン、グリッド、海帆、jig.jpが売られた。
 
 
東証グロース市場指数:983.17 (+14.16)
出来高:1億2583万株
売買代金:1322億円
東証マザーズ指数:768.79 (+10.70)
出来高:7737万株
売買代金:1058億円
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次