堅調展開か

6日の東京株式市場は、堅調な展開が続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、3万2800円-3万3200円を想定。(5日終値3万3036円76銭)
休場明けの米国は下落。ダウ平均は195ドル安の34641ドルで取引を終えた。サウジアラビアが減産の延長を表明し、原油価格が上昇。インフレに対する警戒が再燃し、総じて軟調な展開となった。

日経平均株価はきのう5日、終値ベースで心理的なフシ目の3万3000円を回復。投資家心理の好転が期待され、しっかりした値動きが見込まれる。

ただ、週末の8日に9月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値の算出を迎えるが、「SQ週の水曜日は荒れやすい」とのアノマリー(論理的に説明できない動き)もあり、注意したい。

為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の半ば(5日は146円90-93銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の前半(同158円02-06銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比140円高の3万3110円だった。

【好材料銘柄】 

■焼津水産化学工業 <2812> 
南青山不動産が5日付で財務省に提出した大量保有報告書によれば、南青山不動産と共同保有者の焼津水化株式保有比率は5.96%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

■総合商研 <7850> 
前期経常を18%上方修正。

■エリアクエスト <8912> 
発行済み株式数(自社株を除く)の3.3%にあたる60万7500株(金額で7290万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月7日から24年2月29日まで。

■ITbookホールディングス <1447> 
総務省の「テレワークを活用した地域課題解決事例の創出に関する実証事業」に採択。

■クシム <2345> 
子会社チューリンガムがgumi <3903> 、TOKYO BEAST FZCOとハイクオリティなWeb3ゲームを軸としたクリプトエンターテインメントプロジェクト「TOKYO BEAST」の開発運営における共同事業契約を締結。24年に全世界に向けてリリースする。

■ヘッドウォータース <4011> 
マイクロソフト<MSFT>が推奨する「Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャ」の賛同パートナーに認定。

■スマレジ <4431> 
8月のクラウドPOSレジ「スマレジ」有料プラン登録店舗数は前月比814店増の3万1921店舗。

■バーチャレクス・ホールディングス <6193> 
コールセンターCRM「インスピーリ」が分析プラットフォーム「Tableau」と連携。

【主な経済指標・スケジュール】

6(水)
【国内】
予定はありません

【海外】
米7月貿易収支(21:30)
米8月ISM非製造業指数(23:00)
ベージュブック

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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