米ドルの下落、どこまで続くか。

[概況]
18日の外国為替市場は米ドル円が下落した。

先週末に発表された米国の経済指標が予想を下回る結果だったことで米ドル安の基調が強まっていたところに、オバマケア代替法案の事実上の消滅が加わり、米政治・経済への先行き不透明感が強まったことが背景として挙げられる。

米ドル円は序盤こそ112円台の半ばを維持していたが、売り圧力が強まると、急速に水準を切り下げ一時111.980円と約2週間ぶりの111円台を記録した。

しかし、下値では買戻しの動きも活発で欧州時間に入ると112.200円近辺まで回復している。この後の米ドル円は112.00円での攻防が注目される。

本格化する米主要企業決算を受け米株式市場が動意づくようであれば再び112.00円割れを試す可能性がある。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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