11日の東京株式市場は、戻りを試す展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万2000円－3万2400円を想定。（10日終値3万2189円73銭）
米国株は上昇。ダウ平均は209ドル高の33944ドルで取引を終えた。
きのう10日には、指数連動型ETF（上場投資信託）の分配金捻出に伴う売りが一巡したとみられることから、リバウンドを狙った動きや押し目買いが期待される。
現地10日の欧米株式が上昇したことも、追い風となりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル＝141円台の前半（10日は142円29－30銭）、ユーロ・円が1ユーロ＝155円台の半ば（同155円88－92銭）と円高方向に振れており、輸出関連銘柄には重しとなる場面もありそうだ。
相対的に中小型株の方が動きが良くなりそうで、指数に関しては買い一巡後は動意薄の状態が長く続くと予想する。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比130円高の3万2270円だった。
【好材料銘柄】
■浜木綿 <7682>
7月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
■USEN－NEXT HOLDINGS <9418>
今期経常を10％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。
■ジャパニアス <9558>
上期経常は64％増益で着地。
■ベルク <9974>
3-5月期(1Q)経常は43％増益で着地。
■タキヒヨー <9982>
3-5月期(1Q)経常は19倍増益・通期計画を超過。
【主な経済指標・スケジュール】
11（火）
【国内】
6月マネーストック（8:50）
6月工作機械受注（15:00）
5年国債入札
《決算発表》
ローソン、イオンモール、イオンFS、イズミ、ローツェ、ビックカメラ、パルGHD、イオンディライ、U．S．M．H、コーナン商事、コシダカHD、タマホーム、アークランズ、ボードルア、ハニーズHLD、キャンドゥ、イートアンドH、ライトオン
【海外】
独7月ZEW景況感指数（18:00）
米3年国債入札
NATO首脳会議（リトアニア、～7/12）
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
