「婉曲な表現を使っても損は損」

「婉曲な表現を使っても損は損」

「陰ずれば陽すで続伸」

火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
「12日発表の消費者物価指数(CPI)統計を前に市場が楽観に傾いた」という珍妙な解釈。
NYには「陰ずれば陽す」という言葉はないのだろうか。
JPモルガン・チェースが1.6%上昇。
14日の決算発表を前にジェフリーズは投資判断を「バイ」に引き上げた。
S&P銀行株指数は1.5%高。
原油相場の上昇を背景にエネルギー株も大幅高。
セールスフォースは3.9%高。
7年ぶりの値上げを発表したことが買い材料。
長期債利回りは低下。
「CPIを控え、投資家は過度なリスクを取ろうとしていない」との解釈。
6月CPIは総合インフレ率とコアインフレ率が前月比でともに0.3%上昇。
前年同月比ではそれぞれ3.1%、5.0%上昇の見通し。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は「FRBは政策金利の引き上げをまだ終えていない」とコメント。
10年国債利回りは3.978%。
2年国債利回りは4.887%。
ドル指数は下落し101.662カ月ぶりの安値水準。
一方、予想を上回る賃金の伸びを受け英ポンドは一時1.2934ドル。
15カ月ぶりの高値水準。
「英賃金の力強い伸びと現在進行中の日本円に対するショートカバーがポンドと日本円の上昇につながっている」。
と言う解釈だ。
ドル円は140円台前半。
WTI原油先物8月限は前日比1.84ドル(2.5%)高の74.83ドル。
5月1日以来の高値水準。
SKEW指数は148.45→148.13→142.49→143.99。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は78→79(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

火曜のNYダウは317ドル(0.93%)高の34262ドルと続伸。
高値34288ドル、安値33933ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは116.14%(前日120.59%)。
NASDAQは75ポイント(0.55%)高の13760ポイントと続伸。
高値13774ポイント、安値13643ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは102.98%(前日104.48%)。
S&P500は29ポイント(0.67%)高の4439ポイントと続伸。
高値4443ポイント、安値4408ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは127.38%(前日129.37%)。
ダウ輸送株指数は220ポイント(1.40%)高の15940ポイントと3日続伸。
SOX指数は1ポント(0.05%)高の3653ポイントと3日続伸。
VIX指数は14.84(前日15.04)。
NYSE出来高は8.28億株(前日8.49億株)。
3市場の合算売買高は99.7億株(前日は102億株。過去20日平均は111億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比55円高の32295円。
ドル建ては大証日中比110円高の32350円。
ドル円は140.37円。
10年国債利回りは3.978%。
2年国債利回りは4.887%。

「日足は4日連続で陰線」

火曜の日経平均は寄り付き245円高
終値は13円高の32203円と6日ぶりに反発。
5日間で1562円安していただけに自律反発。
日足は4日連続で陰線。
TOPIXは6.93ポイント(▲0.31%)安の2236ポイントと6日続落。
プライム市場指数は3.58ポイント(▲0.31%)安の1150.89と6日続落。
東証スタンダード指数は5日続落。
東証マザーズ指数は5.83ポイント(△0.75%)安の788.03と反発。
プライム市場の売買代金は3兆1719億円(前日は3兆6945億円)。
43日連続で3兆円超。
値上がり718銘柄(前日932銘柄)。
値下がり1026銘柄(前日814銘柄)。
指数上昇で値下がり銘柄の方が多いというアンバランスはまた解消されるかどうか。
新高値58銘柄(前日65銘柄)。
4日連続で2ケタ。
新安値20銘柄(前日23銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは97.52(前日99.35)。
NTレシオは14.40倍(前日14.35倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
TOPIXは2勝10敗で16.66%。
マザーズ指数は6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(32930円)からは▲2.21%(前日▲2.29%)。
4日連続で下回った。
25日線割れは4月10日以来のこと。
上向きの75日線は30460円。
74日連続で上回った。
上向きの200日線(28471円)からは△13.11%(前日△13.15%)。
73日連続で上回った。
下向きの5日線は32578円。
5日連続で下回った。
25日線とデッドクロスして2日目。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.495%(前日▲15.721%)。
買い方▲6.769%(前日▲6.752%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.922%(前日▲6.058%)。
買い方▲20.224%(前日▲20.703%)。
空売り比率は46.0%(前日48.3%、6日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率10.0%(前日10.0%)。
7月7時点の信用売り残は322億円減の8741億円。
3週連続で減少。
同信用買い残は1602億円増の3兆6277億円。
2週ぶりに増加。
信用倍率は4.15倍(前週3.83倍)。
9週ぶりに4倍台。
日経VIは20.66(前日21.13)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.83倍(前日14.89倍)。
前期基準では15.19倍。
EPSは2171円(前日2161円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.33倍(前日1.34倍)。
BPSは24213円(前日24022円)。
10年国債利回りは0.450%(前日0.465%)。
日経平均の予想益回りは6.74%。
予想配当り利回りは1.99%。
プライム市場の予想PERは15.22倍。
前期基準では15.72倍。
PBRは1.30倍。
プライム市場の予想益回りは6.57%。
配当利回り加重平均は2.30%。
プライム市場の単純平均は0.94円安の2601円。
プライム市場の売買単価は2380円(前日2438円)。
プライム市場の時価総額は800兆円(前日802兆円)。
ドル建て日経平均は228.52(前日225.75)と続伸。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比55円高の32295円。
高値32460円、安値32040円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比80円高の32320円
気学では「前日高いと反落する」。
木曜は「戻り売り方針良し」。
金曜は「案外高き日なり。逆に安き日は週明け高し」。
ボリンジャーのプラス1σが33513円。
プラス2σが34097円。
マイナス1σが3247円。
マイナス2σが31181円。
週足ボリンジャーのプラス1σが32887円。
プラス2σが34563円。
アノマリー的には「変化日」。

《今日のポイント7月12日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
   10年国債利回りは3.978%。
   2年国債利回りは4.887%。
   ドル円は140円台前半。
   SKEW指数は148.45→148.13→142.49→143.99。
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は78→79(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は220ポイント(1.40%)高の15940ポイントと3日続伸。
   SOX指数は1ポント(0.05%)高の3653ポイントと3日続伸。
   VIX指数は14.84(前日15.04)。
   NYSE出来高は8.28億株(前日8.49億株)。
   3市場の合算売買高は99.7億株(前日は102億株。過去20日平均は111億株)。
   火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比55円高の32295円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆1719億円(前日は3兆6945億円)。
   43日連続で3兆円超。
   値上がり718銘柄(前日932銘柄)。
   値下がり1026銘柄(前日814銘柄)。
   指数上昇で値下がり銘柄の方が多いというアンバランスはまた解消されるかどうか。
   新高値58銘柄(前日65銘柄)。
   4日連続で2ケタ。
   新安値20銘柄(前日23銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは97.52(前日99.35)。
   NTレシオは14.40倍(前日14.35倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)下向きの25日線(32930円)からは▲2.21%(前日▲2.29%)。
   4日連続で下回った。
   25日線割れは4月10日以来のこと。
   上向きの75日線は30460円。
   74日連続で上回った。
   上向きの200日線(28471円)からは△13.11%(前日△13.15%)。
   73日連続で上回った。
   下向きの5日線は32578円。
   5日連続で下回った。
   25日線とデッドクロスして2日目。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.495%(前日▲15.721%)。
   買い方▲6.769%(前日▲6.752%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.922%(前日▲6.058%)。
   買い方▲20.224%(前日▲20.703%)。

(6)空売り比率は46.0%(前日48.3%、6日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率10.0%(前日10.0%)。
   7月7時点の信用売り残は322億円減の8741億円。
   3週連続で減少。
   同信用買い残は1602億円増の3兆6277億円。
   2週ぶりに増加。
   信用倍率は4.15倍(前週3.83倍)。
   9週ぶりに4倍台。
   日経VIは20.66(前日21.13)。
   2月16日の安値は14.63。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.83倍(前日14.89倍)。
   前期基準では15.19倍。
   EPSは2171円(前日2161円)。
   11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.33倍(前日1.34倍)。
   BPSは24213円(前日24022円)。
   10年国債利回りは0.450%(前日0.465%)。

(8)プライム市場の単純平均は0.94円安の2601円。
   プライム市場の時価総額は800兆円(前日802兆円)。
   ドル建て日経平均は228.52(前日225.75)と続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが33513円。
   プラス2σが34097円。
   マイナス1σが3247円。
   マイナス2σが31181円。
   週足ボリンジャーのプラス1σが32887円。
   プラス2σが34563円。
   アノマリー的には「変化日」。

今年の曜日別勝敗(7月11日まで)

月曜17勝9敗
火曜19勝7敗
水曜14勝12敗
木曜13勝12敗
金曜18勝8敗

日経朝刊では「逆日歩銘柄が減少」との見出し。
10日時点で逆日歩銘柄は293銘柄。
3月24日時点の以来約3か月ぶりの少なさとなった。
3月期末を除くと逆日歩銘柄は5月22日に507銘柄。
その後の株高で「損失覚悟の買い戻し」の動きが広がったとの解釈。
「損切り」と簡潔に言ってもいいだろうに。
あえて婉曲な表現を使っている。
今回の逆日歩銘柄の減少の背景は直近の日経平均で約1500円の下落。
「株価が下がってある程度買い戻しが進んた」との解説だか、これとて損切は多かろう。
そして、信用倍率は4.15倍(前週3.83倍)。
9週ぶりに4倍台となった。
需給的には良くない傾向である。

NASDAQ100指数の特別リバランスが実施されると発表された。
今回は過半を越える上位7社(マイクロソフト、アップル、エヌビディア、テスラ、
アルファベット、メタプラットフォームズ、アマゾンのウエイト引き下げなどが大きい。
14日(金)に詳細を発表。
24日(月)取引開始前(事実上21日(金)ウィッチング)で入れ替えとなる。

◇━━━ カタリスト━━━◇

トーヨーカネツ(3575)・・・動兆

空港・配送センターなど物流システムが主力。
EC向けが拡大。
石油、LNGタンク工事も拡大。
水素に期待。

(兜町カタリスト櫻井)

 

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