「壮大な素人集団」
「CPI通過で利上げ打ち止め観測台頭」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って3日続伸。
CPIの伸び鈍化で7月FOMCでの0.25%利上げで休止方向との見方が台頭。
ナスダック総合は1%超上昇した。
ブロードコムが0.9%上昇。
エヌビディアは3.5%上昇。
英半導体設計大手アームはIPOでアンカー投資家として同社を迎え入れる方向で交渉。
6月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比3.0%上昇。
5月の4.0%から鈍化し、2021年3月以来約2年ぶりの小幅な伸びとなった。
市場予想は前年比3.1%上昇だった。
米国家経済会議(NEC)のブレイナード委員長のコメント。
「多くの人々が懸念していた失業率の急上昇を伴うことなく物価上昇圧力が後退し得ることが示された」。
前年比での上昇率は昨年6月に1981年11月以来最大となる9.1%のピークを付けた。
CPIは前月比で0.2%上昇。
5月は0.1%上昇だった。
市場予想は0.3%上昇。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年比4.8%上昇と。
前月の5.3%から鈍化し、21年10月以来の小幅な伸び。
前月比では0.2%上昇。
21年8月以来の低い伸び。
また、前月比での伸びが0.4%を下回ったのは過去6カ月で初めて。
コアCPIの予想は前年比5.0%上昇、前月比0.3%上昇だった。
地区連銀経済報告(ベージュブック)は「経済活動は5月下旬以降、全体としてやや上向いた」と指摘。
「向こう数カ月は緩やかな成長が続く」との見通し。
国債利回りは低下。
10年国債利回りは3.861%。
CPI統計発表前の3.945%近辺から低下。
7日には4.094%と8カ月ぶりの高水準を付けていた。
2年国債利回りは4.748%。
4.845%近辺から低下。
6日には5.12%と、2007年6月以来の高水準を付けていた。
ドル円は138円台半ば。
一時6週間ぶりの安値となる138.17円を付けた。
WTI原油先物8月限は前日比0.92ドル(1.2%)高の1バレル=75.75ドル。
ビッドコインは360ドル安の30395ドル、
SKEW指数は142.49→143.99→148.32。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は79→80(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
水曜のNYダウは86ドル(0.25%)高の34347ドルと3日続伸。
高値34586ドル、安値34308ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは121.89%(前日116.14%)。
NASDAQは158ポイント(1.15%)高の13918ポイントと3日続伸。
高値13963ポイント、安値13842ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは107.41%(前日102.98%)。
S&P500は32ポイント(0.74%)高の4472ポイントと3日続伸。
高値4488ポイント、安値4463ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは133.00%(前日127.38%)。
ダウ輸送株指数は24ポイント(0.16%)安の15915ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は67ポイント(1.86%)高の3721ポイントと4日続伸。
VIX指数は13.54(前日14.84)。
NYSE出来高は9.29億株(前日8.28億株)。
3市場の合算売買高は112億株(前日は99.7億株。過去20日平均は111.5億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比95円高の32035円。
ドル建ては大証日中比145円高の32085円。
ドル円は138.50円。
10年国債利回りは3.861%。
2年国債利回りは4.748%。
「6月SQ値は32018円」
水曜の日経平均は寄り付き108円高。
終値は259円安の31943円と反落。
日足は5日連続で陰線。
日経平均の下落幅は一時400円を超えた。
TOPIXは14.92ポイント(▲0.67%)安の2221ポイントと7日続落。
7日続落は2021年10月の9日続落以来1年9か月ぶり。
プライム市場指数は7.69ポイント(▲0.67%)安の1143.20と7日続落。
東証スタンダード指数は6日続落。
東証マザーズ指数は14.49ポイント(▲1.84%)安の773.54と反落。
プライム市場の売買代金は3兆3990億円(前日は3兆1719億円)。
44日連続で3兆円超。
値上がり464銘柄(前日718銘柄)。
値下がり1313銘柄(前日1026銘柄)。
指数上昇で値下がり銘柄の方が多いというアンバランスはまた解消された。
新高値42銘柄(前日58銘柄)。
5日連続で2ケタ。
新安値37銘柄(前日20銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは97.14(前日97.52)。
NTレシオは14.38倍(前日14.40倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
TOPIXは2勝10敗で16.66%。
マザーズ指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(32931円)からは▲3.00%(前日▲2.21%)。
5日連続で下回った。
上向きの75日線は30530円。
75日連続で上回った。
上向きの200日線(284793円)からは△12.11%(前日△13.11%)。
74日連続で上回った。
下向きの5日線は32299円。
6日連続で下回った。
25日線とデッドクロスして3日目。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.865%(前日▲15.495%)。
買い方▲5.368%(前日▲6.769%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.633%(前日▲6.922%)。
買い方▲22.197%(前日▲20.224%)。
空売り比率は44.2%(前日46.0%、7日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率10.1%(前日10.0%)。
7月7日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.71%(前週▲8.24%)。
2週ぶりに悪化。
昨年12月23日が▲12.47%。
7月7日時点の裁定売り残は1208億円減の3億円。
2週ぶりに減少。
裁定買い残は3139億円減の1兆1347億円。
2週連続で減少。
当限は売り残が1208億円減の3億円。
買い残が3136億円減の1兆1190億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が2億円減の157億円。
日経VIは21.52(前日20.66)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは14.74倍(前日14.83倍)。
前期基準では15.09倍。
EPSは2167円(前日2171円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.32倍(前日1.33倍)。
BPSは24199円(前日24213円)。
10年国債利回りは0.475%(前日0.450%)。
日経平均の予想益回りは6.78%。
予想配当り利回りは2.01%。
プライム市場の予想PERは15.12倍。
前期基準では15.62倍。
PBRは1.29倍。
プライム市場の予想益回りは6.61%。
配当利回り加重平均は2.32%。
プライム市場の単純平均は21円安の2579円。
プライム市場の売買単価は2565円(前日2380円)。
プライム市場の時価総額は795兆円(前日800兆円)。
ドル建て日経平均は2298.05(前日228.52)と3日続伸。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比95円高の32035円。
高値32390円、安値31745円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比90円高の32030円
気学では「戻り売り方針良し」。
金曜は「案外高き日なり。逆に安き日は週明け高し」。
ボリンジャーのプラス1σが33513円。
プラス2σが34094円。
マイナス1σが32251円。
マイナス2σが31770円。
週足ボリンジャーのプラス1σが32857円。
マイナス1σが29525円。
6月SQ値は32018円。
《今日のポイント7月13日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って3日続伸。
10年国債利回りは3.861%。
2年国債利回りは4.748%。
ドル円は138円台半ば。
SKEW指数は142.49→143.99→148.32。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は79→80(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は24ポイント(0.16%)安の15915ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は67ポイント(1.86%)高の3721ポイントと4日続伸。
VIX指数は13.54(前日14.84)。
NYSE出来高は9.29億株(前日8.28億株)。
3市場の合算売買高は112億株(前日は99.7億株。過去20日平均は111.5億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比95円高の32035円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆3990億円(前日は3兆1719億円)。
44日連続で3兆円超。
値上がり464銘柄(前日718銘柄)。
値下がり1313銘柄(前日1026銘柄)。
指数上昇で値下がり銘柄の方が多いというアンバランスはまた解消された。
新高値42銘柄(前日58銘柄)。
5日連続で2ケタ。
新安値37銘柄(前日20銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは97.14(前日97.52)。
NTレシオは14.38倍(前日14.40倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
(4)上向きの25日線(32931円)からは▲3.00%(前日▲2.21%)。
5日連続で下回った。
上向きの75日線は30530円。
75日連続で上回った。
上向きの200日線(284793円)からは△12.11%(前日△13.11%)。
74日連続で上回った。
下向きの5日線は32299円。
6日連続で下回った。
25日線とデッドクロスして3日目。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.865%(前日▲15.495%)。
買い方▲5.368%(前日▲6.769%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.633%(前日▲6.922%)。
買い方▲22.197%(前日▲20.224%)。
(6)空売り比率は44.2%(前日46.0%、7日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率10.1%(前日10.0%)。
7月7日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.71%(前週▲8.24%)。
2週ぶりに悪化。
昨年12月23日が▲12.47%。
7月7日時点の裁定売り残は1208億円減の3億円。
2週ぶりに減少。
裁定買い残は3139億円減の1兆1347億円。
2週連続で減少。
当限は売り残が1208億円減の3億円。
買い残が3136億円減の1兆1190億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が2億円減の157億円。
日経VIは21.52(前日20.66)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄のPERは14.74倍(前日14.83倍)。
前期基準では15.09倍。
EPSは2167円(前日2171円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.32倍(前日1.33倍)。
BPSは24199円(前日24213円)。
10年国債利回りは0.475%(前日0.450%)。
(8)プライム市場の単純平均は21円安の2579円。
プライム市場の時価総額は795兆円(前日800兆円)。
ドル建て日経平均は2298.05(前日228.52)と3日続伸。
(9)ボリンジャーのプラス1σが33513円。
プラス2σが34094円。
マイナス1σが32251円。
マイナス2σが31770円。
週足ボリンジャーのプラス1σが32857円。
マイナス1σが29525円。
6月SQ値は32018円。
今年の曜日別勝敗(7月12日まで)
↓
月曜17勝9敗
火曜19勝7敗
水曜14勝13敗
木曜13勝12敗
金曜18勝8敗
7月7日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.71%(前週▲8.24%)。
2週ぶりに悪化。
昨年12月23日が▲12.47%。
7月7時点の信用売り残は322億円減の8741億円。
3週連続で減少。
同信用買い残は1602億円増の3兆6277億円。
2週ぶりに増加。
信用倍率は4.15倍(前週3.83倍)。
9週ぶりに4倍台。
7月7日時点の裁定売り残は1208億円減の3億円。
2週ぶりに減少。
裁定買い残は3139億円減の1兆1347億円。
2週連続で減少。
当限は売り残が1208億円減の3億円。
買い残が3136億円減の1兆1190億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が2億円減の157億円。
CPIを待ち、雇用統計を待ち、PPIやOMCを待つ。
国内では日銀金融政策決定会合を待つ。
「待ち待ち」の姿勢のオンパレード。
事前予想は聞かれるが、事前予想に基づいて動く気配は少ない。
あくまでも結果を見てから行動するのが投資市場。
熟慮というか、安全志向というか、言い訳求めのような姿勢。
予断で動くと叱責されるが、言い訳数値が出ているので抗弁ができる。
つまり、機関投資家や市場関係者といわれる集団はほぼサラリーマンの世界。
他人より先には飛び出さず、他人と同じパーマンスで満足する集団。
だから「持たざるリスク」なんて言葉が登場する。
あるいは「リスク許容度に応じて債券投資を継続した結果、年度のパフオーマンスはマイナス」。
堂々とそんな運用報告書が存在する。
「相場予測」とか「見通し」などという言葉は「見極めたい」という一言で消滅してしまう。
指標の結果を見てから動くのは誰にでもできる。
指標の結果を予測して前もって行動するのがプロだろう。
ある意味市場は「壮大な素人集団」と言えるのかも知れない。
ゴール板を通過した後に「このレースはこの馬が走りそうですね」なんて予想をする競馬専門家はいない。
日経朝刊では「株、信用売り、損益急回復」の見出し。
QUICKによると2市場信用評価損益率は7月7日日時点で「売り方は▲1.29%」。
6月30日時点の▲9.52%から急回復したという。
▲1.29%は4月7日時点以来、約3か月ぶりの水準だという。
寡聞にして松井証券以外の売り方買い方別の信用評価損率があるとは知らなかった。
それにしても先週▲9%台→今週▲1%台。
相当ボラの大きい評価損益率。
そして▲1%台ならばもう「株価は相当天井圏」。
信用できる数字なのかは不明だが。
◇━━━ カタリスト━━━◇
キャンバス(4575)・・・動兆
抗がん剤開発に特化した創薬ベンチャー。
膵臓がん向けCBP501など研究開発費が先行。
CBP501は治験2相データ取得終了、
提携交渉や3相入り準備を推進。
3相費用へ第三者割当増資と新株予約権で最大約58億円調達。
継続前提に重要事象ながら開発の進展に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
