【寄り付き概況】
14日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比168円57銭高の3万2587円90銭。
前日の米株式市場は、NYダウは47ドル高と4日続伸。米6月卸売物価指数(PPI)の上昇率が市場予想を下回り、米金融引き締めの長期化懸念が後退した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。
また、為替は1ドル=137円90銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。
14日に算出を迎えた株価指数先物・オプション7月物の特別清算指数(SQ)値は、QUICK試算で3万2484円24銭だった。
東証株価指数(TOPIX)は一進一退の展開。
寄り付き時点で業種別では33業種中24業種が高く、値上がりは海運、その他金融、精密、非鉄、機械など。値下がりは保険、電力、銀行など。
個別では、東エレクやアドテスト、京セラが買われている。一方、ソフトバンクグループ(SBG)やセブン&アイは下げている。前日に決算発表したファストリは小動き。
