反発で始まる 米株高で

【寄り付き概況】

18日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比65円92銭(0.2%)高の3万2457円18銭。

東京株式市場が祝日で休場だった17日の米株式市場ではNYダウ工業株30種平均が6日続伸し、前週末比76ドル高の3万4585ドルと7カ月半ぶりの高値を付けた。海外短期筋を中心に投資家が運用リスクを取りやすくなり、日本株にも買いが波及している。

ただ、日経平均3万2000円台前半は押し目買い意欲が旺盛ながら上値では戻り売り圧力が意識される状況だ。
ここ円高基調にある外国為替市場の動向などにも影響を受けやすく、不安定な地合いとなることも予想される。アジア株市場の動向や米株価指数先物の値動きなども横目に神経質な地合いとなることも予想される。

米連邦準備理事会(FRB)が7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を最後に利上げを停止するとの観測が強まっている。主要半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2%超上昇した流れから、東京株式市場でも東エレクなど値がさの半導体関連株に買いが先行している。

東証株価指数(TOPIX)は反発している。

個別では、アドテストが年初来高値を更新した。三菱商が高い。三菱UFJも買われている。一方、楽天グループが大幅安。東宝が安い。郵船が軟調となっている。

 

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