値下がり優勢、もみ合い展開

 
東証グロース市場は、売り買いが交錯する展開となった。国内連休中の米国株式市場のダウ平均は上昇。主要銀行の予想を上回る決算が好感されたほか、経済のソフトランディング期待も強まった。また、イエレン財務長官が米国内経済への影響は小さく、景気後退を回避できると楽観的な見解を再表明したことで警戒感が後退した。ナスダック総合指数も上昇、主要株価指数が堅調に推移した米株市場を横目に、本日の東証グロ-ス指数は小幅に反発した。マザーズ指数は上昇スタートとなり、前引けにかけてはプラス圏で推移。ただ、後場からはマイナス圏に転落、その後は前週末終値付近でのもみ合い展開となった。
東証グロース市場Core指数は0.96%安となった。東証マザーズ指数の終値は前週末比0.05ポイント(0.01%)高の784.77だった。内需の好決算銘柄を中心に買いが入った。
 
グロース市場ではベースフード、きずなHD、エヌピーシーが買われた。一方、フリー、弁護士COMが下落した。
値上がり銘柄数238、値下がり銘柄数273と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、ベースフード、アララ、ライトワークス、BeeX、ARアドバンストテクノロジなど6銘柄がストップ高。FPパートナーは一時ストップ高と値を飛ばした。エムビーエス、日本情報クリエイト、網屋、ビープラッツ、unerryなど10銘柄は年初来高値を更新。きずなホールディングス、メイホーホールディングス、グッドパッチ、関通、ジェイフロンティアが買われた。
 
一方、GRCSがストップ安。フォーライフ、メディカルネット、ディー・ディー・エス、ZUU、ビザスクなど18銘柄は年初来安値を更新。Globee、オンデック、サイエンスアーツ、メタリアル、ABEJAが売られた。
 
 
 

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