堅調展開か

24日の東京株式市場は、反発後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万2400円-3万2800円を想定。(21日終値3万2304円25銭)

NYダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックが下落。ダウ平均は2ドル高の35227ドルで取引を終えた。3指数とも方向感に乏しく小動きであったが、ディフェンシブが総じて強くダウ平均は10連騰。一方、ナスダック100指数の特別リバランスを24日に控え、グロース株は上値が重かった。

前週末21日の米国株式は、まちまちの動きとなったものの、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同21日の大阪取引所清算値比400円高の3万2670円で取引を終了。朝方は、シカゴ先物清算値にサヤ寄せする動きとなろう。
水準を切り上げて始まった後は伸び悩むとみるが、売りづらさも意識される中、大きな失速もなく強い基調が続くと予想する。

為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の後半(前週末21日は141円36-38銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の後半(同157円30-34銭)と、円安に振れており、輸出関連銘柄を中心に支えとなりそう。

【好材料銘柄】 

■インフォマート <2492> 
今期経常を一転15%増益に上方修正、配当も0.51円増額。

■東京製鐵 <5423> 
上期経常を32%上方修正、通期も増額。

■技研製作所 <6289> 
発行済み株式数(自社株を除く)の2.91%にあたる80万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月24日から11月22日まで。

【主な経済指標・スケジュール】

24(月)
【国内】
6月全国百貨店売上高(14:30)
《決算発表》
三菱自、インソース、ゲンキードラ、ピーシーエー

【海外】
米7月S&Pグローバル製造業PMI(22:45)
米2年国債入札
ナスダック100指数の特別リバランス実施

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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