東証グロース市場は、日銀が現行の金融緩和策を維持するとの観測から円の対ドル相場が下落し、24日午前の日経平均株価は一時400円超の上げ幅となった。投資家心理が改善し、国内新興市場でも幅広い銘柄に買いが入った。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発。東証マザーズ指数の前引けは前週末比5.05ポイント(0.66%)高い770.58だった。
東証グロース市場では、主力銘柄のビジョナルやフリーが買われた。一方、PAコンサルやシーユーシーは売られた。
値上がり銘柄数295、値下がり銘柄数191と、値上がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に上場したトライトは公開価格(1200円)を下回る1133円で初値を付け、前場の終値は973円だった。
個別ではメイホーホールディングスがストップ高。CINCは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイテック、LAホールディングス、パルマ、ユナイテッド&コレクティブ、ネットイヤーグループなど10銘柄は年初来高値を更新。プログリット、サマンサタバサジャパンリミテッド、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、コンヴァノ、グッドスピードが買われた。
一方、ウェッジホールディングスが一時ストップ安と急落した。サンクゼール、ディー・ディー・エス、オンコセラピー・サイエンス、モダリス、アイデミーなど7銘柄は年初来安値を更新。スマサポ、Globee、サイジニア、クオリプス、ノイルイミューン・バイオテックがに売られた。
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