東証グロース市場は日経平均株価が軟調に推移し、新興株市場でも売りが目立った。今週は日銀の金融政策決定会合を控え、政策修正観測がくすぶるなかで結果を見極めたいとの雰囲気も強く、持ち高整理の売りも出やすかった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに軟調。東証マザーズ指数の前引けは前日比2.04ポイント(0.26%)安い768.17だった。
東証グロース市場ではビジョナルやカバー、TKPが売られた。一方、M&A総研やEDP、PAコンサルが買われた。
値上がり銘柄数211、値下がり銘柄数281と、値下がりが優勢だった。
個別ではLeTech、CINC、メイホーホールディングス、イーディーピーが一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイフロンティア、LAホールディングス、ユナイテッド&コレクティブ、ペイロール、リンクバルなど10銘柄は年初来高値を更新。リニューアブル・ジャパン、オムニ・プラス・システム・リミテッド、INTLOOP、免疫生物研究所、ティムスが買われた。
一方、アミタホールディングス、サンクゼール、ドリコム、エディア、マクアケなど22銘柄が年初来安値を更新。ベースフード、グッドパッチ、ブリッジコンサルティンググループ、ラストワンマイル、トライトが売られた。
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