大幅続落スタート、米国株安で売り優勢

【寄り付き概況】

 
米国債格下げが警戒され欧米市場で主要株価指数が軒並み下落したことが嫌気され、売りが先行した。日経平均株価は続落スタート。始値は前日比331円84銭安の3万2375円85銭。
 
目先は世界同時株安局面にある。前日の欧州株市場が主要国をはじめ全面安商状だったほか、米国株市場でもNYダウが4日ぶりに反落、ナスダック総合株価指数は下落率でNYダウを上回った。
 
米国債の格下げを受けて米長期金利が上昇したほか、7月のADP全米雇用リポートが労働需給の逼迫を示唆する内容でFRBによる利上げ打ち止め期待がやや後退している。東京市場でも前日は先物を絡めた売りがかさみ日経平均は今年最大の下げ幅を記録したが、きょうも下値模索の動きが続きそうだ。ただ、個別株は好決算銘柄を中心に買われる展開が想定され、全体相場も売り一巡後の動きが注目される。
 
東証株価指数(TOPIX)は続落。
 
前日のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落を受け、主力の半導体関連である東エレクやアドテストが下げている。ファナックやトヨタも安い。一方、HOYAや川崎汽、京王は上げている。
 
 
 
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