２日の東京株式市場は、米株高が下支えとなる一方で、円相場の高止まりが上値を圧迫する形となり、２万円前後でのもみ合い展開が想定される。
朝方は堅調な米国株式の動きを受け、買いが先行するとみられる。
ただ、上値を追う材料に乏しく、戻り待ちの売りも控えていると想定されることから、指数の動きは鈍い状況が続きそう。好業績銘柄を中心とした個別株に人気が集まりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万9900円－2万100円は想定する。
為替相場は、ドル・円が１ドル＝110円台の前半と小動き。
シカゴ日経平均先物円建て清算値は、１日の大阪取引所終値比25円高の2万5円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1410万株、買い1550万株で、差し引き140万株の買い越し。買い越しは５営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、その他金融、電機、銀行、証券、食品、非鉄、薬品、サービス、精密、繊維など。買いセクターに、薬品、サービス、電機、情報通信、その他製品など。
【好材料銘柄】
■ＥＰＳホールディングス <4282>
10-6月期(3Q累計)経常は26％増益・通期計画を超過。
■ＧＭＢ <7214>
4-6月期(1Q)経常は70％増益で着地。
■ルック <8029>
上期最終を一転黒字に上方修正。
■応用技術 <4356>
上期経常を95％上方修正。
■プロルート丸光 <8256>
4-6月期(1Q)経常は2.2倍増益・上期計画を超過。
【主な経済指標・スケジュール】
2（水）
【国内】
7月マネタリーベース(8:50)
7月消費動向調査(14:00)
《決算発表》
カカクコム、エーザイ、小野薬、大正薬ＨＤ、王子ＨＤ、レンゴー、三井化学、エネクス、プリマハム、三菱ガス、日油、丸紅、三菱商、芙蓉リース、ホクト、山崎パン、丸大食、夢真ＨＤ、あらた、キッコーマン、ＪＴ、トーカロ、コロプラ、住精化、ＪＣＵ、ＵＡＣＪ、古河電、オイレス工、山洋電、日光電、メガチップス、イリソ電子、カシオ、ニチコン、日立造、ＪＩＡ、マツダ、セイコーＨＤ、新生銀、山梨銀、福井銀、広島銀、中国銀、アプラスＦ、京急、富士急、ＡＮＡ、イビデン、淀川鋼、ダイヘン、スカパーＪ、東海カ、フジミインコ、ＮＴＮ、名銀
【海外】
ASEAN閣僚会議(～8/8マニラ)
米7月ADP雇用統計(21:15)
《米決算発表》
テスラ・モーターズ、AIG、ナイソース、バルカン・マテリアルズ、ヒューマナ、モルソン・クアーズ、タイム・ワーナー、レイノルズ・アメリカン、メットライフ、アメリカン・ウォーター・ワークス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
