7日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万1800円-3万2300円を想定。(4日終値3万2192円75銭)
先週末の米国株は下落。ダウ平均は150ドル安の35065ドルで取引を終えた。
前週末4日の日経平均株価は3日ぶりに反発したが、現地4日の米国株式が下落した動きを受け、売り優勢のスタートとなりそう。不安定な値動きが続くなか、フシ目の3万2000円が意識される展開が想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の後半(前週末4日は142円63-65銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の前半(同156円14-18銭)と小動き。
対ドルで円高方向にあることから、輸出関連銘柄には重しとなる場面もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同4日の大阪取引所清算値比170円安の3万1980円だった。
【好材料銘柄】
■ニップン <2001>
4-6月期(1Q)経常は75%増益で着地。
■塩水港精糖 <2112>
4-6月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地。
■丸大食品 <2288>
4-6月期(1Q)経常は50倍増益で着地。
■サイネックス <2376>
4-6月期(1Q)経常は45%増益で着地。
■ツカダ・グローバルホールディング <2418>
今期経常を一転微増益に上方修正。
■焼津水産化学工業 <2812>
YJホールディングスがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株1137円で4日終値を35%上回る水準。買い付け期間は8月7日から9月19日まで。
■ダイナパック <3947>
今期経常を一転14%増益に上方修正、配当も10円増額。
■アテクト <4241>
4-6月期(1Q)経常は73%増益で着地。
■ビジネスエンジニアリング <4828>
上期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ユシロ化学工業 <5013>
今期経常を55%上方修正・6期ぶり最高益、配当も15円増額。
■グローリー <6457>
上期経常を2.6倍上方修正、通期も増額。
■澤藤電機 <6901>
4-6月期(1Q)営業は黒字浮上で着地。
■富山第一銀行 <7184>
上期経常を一転24%増益に上方修正、通期も増額、配当も4円増額。
■ジャパンワランティサポート <7386>
今期経常を15%上方修正・最高益予想を上乗せ。
【主な経済指標・スケジュール】
7(月)
【国内】
日銀金融政策決定会合の「主な意見」(7/27~28開催分)
6月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
東京海上、大和ハウス、東芝、レーザーテク、住友鉱、東レ、大成建、大林組、JSR、東急不HD、ブラザー、王子HD、三菱ガス、岩谷産、京阪HD、住友重、ワークマン、ライオン、住友ゴム、SANKYO、コムシスHD、テクノプロHD、全国保証、F&LC、住友ベ、ナカニシ、帝人、フジテック、丸一管、デンカ、ウシオ電、東芝テック、日製鋼、日触媒、西日本FH、カチタス、ニチアス、ノエビアHD、パイロット、ラウンドワン、長谷川香、日東工、日本紙、三星ベ、マルハニチロ、洋インキHD、レノバ、北洋銀行、日ピラー、東洋紡
【海外】
米6月消費者信用残高(8/8 4:00)
《米決算発表》
タイソン・フーズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
