反落スタート、米株安と円高が重荷

【寄り付き概況】

7日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前週末比271円47銭安の3万1921円28銭。

前週末の米国株市場ではNYダウが3日続落、ナスダック総合株価指数が4日続落といずれも下値模索の動きが続いており、これを受けて東京株式市場でもリスクオフの展開を強いられている。

前週末に日経平均が3日ぶりに反発したものの上げ幅は30円あまりにとどまった。そうしたなか、きょうは外国為替市場でドル安・円高に振れていることもあり、ハイテク株を中心に売り圧力が意識されやすい。一方、下値では値ごろ感からの押し目買いを誘い底堅さを発揮する可能性もある。

外国為替市場では、1ドル=141円台後半と前週末に比べて円高・ドル安が進んだ。輸出関連を中心に株価の重荷となっている。

東証株価指数(TOPIX)は反落している。

個別では、日経平均への寄与度が高いファストリやソフトバンクグループ(SBG)が売られている。TDKやダイキンも安い。
一方、アステラスが高い。前週末に決算発表した日本製鉄も上昇して始まった。原油高を受け、INPEXも上げている。

 

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