東証グロース市場は、マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落スタート後、じりじりと下げ幅を縮小する展開となっている。米10年債利回りが依然として4%を超えており、バリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株を手掛けにくい地合いが続いている。ただ、前週末まで大きく下落していた分、押し目買いの動きも広がっている。前引け時点での東証マザーズ指数の前引けは前週末比1.21ポイント(0.16%)安い763.08だった。東証グロース市場Core指数は0.66%安。
東証グロース市場ではビジョナルやM&A総研、JTOWERが売られた。一方、弁護士COMやシーユーシー、BASEが買われた。
値上がり銘柄数231、値下がり銘柄数257と、売り買いが拮抗した。
個別では、アクアライン、アジャイルメディア・ネットワークがストップ高。GMO TECHは一時ストップ高と値を飛ばした。ゼネラル・オイスター、rakumo、BASE、弁護士ドットコム、識学など10銘柄は年初来高値を更新。クリングルファーマ、ログリー、アスタリスク、アイドマ・ホールディングス、サンクゼールが買われた。
一方、博展、トランスジェニック、メディネット、メディカルネット、ココペリなど24銘柄が年初来安値を更新。タカヨシ、メイホーホールディングス、Waqoo、M&A総研ホールディングス、アドベンチャーが売られた。
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