「業者性悪論」
「フィッチとムーディーズの存在感誇示あるいは縄張り争い」
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
悪材料視されたのはムーディーズによる中・小規模の米銀の格下げ。
「米銀および経済の健全性に対する懸念が再燃して幅広く売られた」との解釈だ。
S&P500の銀行株指数は1.1%下落。
KBW地方銀行株指数は1.4%下落。
ゴールドマン・サックスが1.9%安。
BofAは1.9%安。
BNYメロンが1.3%安、。
フィッチとムーディーズの存在感誇示あるいは縄張り争いという印象。
また中国の7月の貿易統計で輸出が前年比14.5%減少、輸入は同12.4%減少。
いずれも予想を上回る減少。
輸出は2020年2月以降で最大の落ち込み。
「中国政府が追加景気刺激策を導入する」との観測もある。
6月の米貿易統計で貿易赤字は655億ドルと4.1%縮小。
輸入が約1年半ぶりの低水準に落ち込んだことが背景。
市場予想は650億ドルへの縮小だった。
10年国債利回りは4.028%。
2年国債利回りは4.759%。
ドルは全面高。
低調な中国の貿易統計を受け安全資産としてのドルが買われた。
ドル円は143円台前半。
WTI原油9月限は0.98ドル高の82.92ドル。
SKEW指数は153.35→148.54→142.30。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は72→70(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
火曜のNYダウは158ドル(0.45%)安の35314ドルと反落。
高値35346ドル、安値35007ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは109.83%(前日114.55%)。
NASDAQは110ポイント(0.79%)安の13884ポイントと反落。
高値13899ポイント、安値13769ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは99.33%(前日102.66)。
S&P500は19ポイント(0.42%)安の4499ポイントと反落。
高値4503ポイント、安値4464ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは108.10%(前日113.97%)。
ダウ輸送株指数は91ポイント(0.56%)安の16304ポイントと反落。
SOX指数は59ポイント(1.60%)安の3679ポイントと反落。
VIX指数は15.99(前日15.77)。
MYSE売買高は8.89億株(前日8.05億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比20円高の32310円。
ドル建ては大証日中比45円高の32335円。
ドル円は143.37円。
10年国債利回りは4.028%。
2年国債利回りは4.759%。
「信用買い残は2007年8月以来約16年ぶりの高水準」
火曜の日経平均は寄り付き176円高。
高値は32539円、安値は32377円。
終値は122円高の32377円と3日続伸。
日足は3日ぶりに陰線。
2日は33203円ー33159円にマド。
3日は32628円ー32467円にマドで2空。
TOPIXは7.80ポイント(△0.34%)高の2291ポイントと3日続伸。
プライム市場指数は4.00ポイント(△0.34%)高の1179.36と3日続伸。
東証スタンダード指数は3日続伸。
東証マザーズ指数は12.69ポイント(▲1.65%)安の758.08と3日ぶりに反落。
プライム市場の売買代金は3兆6710億円(前日は3兆4327億円)。
値上がり993銘柄(前日1316銘柄)。
値下がり772銘柄(前日474銘柄)。
新高値145銘柄(前日85銘柄)。
4日ぶりに3ケタ。
新安値16銘柄(前日53銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは95.78(前日100.14)。
NTレシオは14.13倍(前日14.12倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
下向いた25日線(32611円)からは▲0.72%(前日▲1.26%)。
5日連続で下回った。
上向きの75日線は31636円。
93日連続で上回った。
上向きの200日線(29021円)からは△11.56%(前日△11.25%)。
92日連続で上回った。
下向きの5日線は32338円。
5日連続で下回った。
7日に5日線は25日を下抜いてDC。
13週線は32277円。
26週線は30206円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.733%(前日▲16.830%)。
買い方▲6.155%(前日▲5.804%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.604%(前日▲10.020%)。
買い方▲22.719%(前日▲21.198%)。
空売り比率は41.0%(前日44.6%、5日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率6.8%(前日8.1%)。
8月4日時点の信用売り残は409億円減の8316億円。
3週ぶりに減少。
同信用買い残は1719億円増の3兆7957億円。
2週ぶりに増加。
2007年8月以来約16年ぶりの高水準。
信用倍率は4.56倍(前週4.15倍)。
5週連続で4倍台。
日経VIは20.13(前日20.37)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは15.13倍(前日15.08倍)。
前期基準では15.56倍。
EPSは2139円(前日2138円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.32倍(前日1.31倍)。
BPSは24528円(前日24621円)。
10年国債利回りは0.605%(前日0.620%)。
日経平均の予想益回りは6.61%。
予想配当り利回りは2.00%。
プライム市場の予想PERは15.46倍。
前期基準では16.10倍。
PBRは1.29倍。
プライム市場の予想益回りは6.46%。
配当利回り加重平均は2.25%。
プライム市場の単純平均は1円高の2643円(前日2641円)。
プライム市場の売買単価は2539円(前日2359円)。
プライム市場の時価総額は820兆円(前日817兆円)。
ドル建て日経平均は226.10(前日226.86)と3日ぶりに反落。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比20円高の32310円。
高値32525円、安値32085円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比変わらずの32290円。
気学では水曜は「下寄り買い。上寄り見送り」。
木曜は「押し目買い方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが33016円。
プラス2σが33421円。
マイナス1σが32207円。
マイナス2σが31802円。
マイナス3σが31398円。。
週足のボリンジャーのプラス1σが33060円。
プラス2σが33844円。
マイナス1σが31493円。
7月SQ値は32484円。
《今日のポイント8月9日》
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
10年国債利回りは4.028%。
2年国債利回りは4.759%。
ドル円は143円台前半。
SKEW指数は153.35→148.54→142.30。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は72→70(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は91ポイント(0.56%)安の16304ポイントと反落。
SOX指数は59ポイント(1.60%)安の3679ポイントと反落。
VIX指数は15.99(前日15.77)。
MYSE売買高は8.89億株(前日8.05億株)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比20円高の32310円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆6710億円(前日は3兆4327億円)。
値上がり993銘柄(前日1316銘柄)。
値下がり772銘柄(前日474銘柄)。
新高値145銘柄(前日85銘柄)。
4日ぶりに3ケタ。
新安値16銘柄(前日53銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは95.78(前日100.14)。
NTレシオは14.13倍(前日14.12倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)下向いた25日線(32611円)からは▲0.72%(前日▲1.26%)。
5日連続で下回った。
上向きの75日線は31636円。
93日連続で上回った。
上向きの200日線(29021円)からは△11.56%(前日△11.25%)。
92日連続で上回った。
下向きの5日線は32338円。
5日連続で下回った。
7日に5日線は25日を下抜いてDC。
13週線は32277円。
26週線は30206円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.733%(前日▲16.830%)。
買い方▲6.155%(前日▲5.804%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.604%(前日▲10.020%)。
買い方▲22.719%(前日▲21.198%)。
(6)空売り比率は41.0%(前日44.6%、5日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率6.8%(前日8.1%)。
8月4日時点の信用売り残は409億円減の8316億円。
3週ぶりに減少。
同信用買い残は1719億円増の3兆7957億円。
2週ぶりに増加。
2007年8月以来約16年ぶりの高水準。
信用倍率は4.56倍(前週4.15倍)。
5週連続で4倍台。
日経VIは20.13(前日20.37)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.13倍(前日15.08倍)。
EPSは2139円(前日2138円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.32倍(前日1.31倍)。
BPSは24528円(前日24621円)。
10年国債利回りは0.605%(前日0.620%)。
(8)プライム市場の単純平均は1円高の2643円(前日2641円)。
プライム市場の時価総額は820兆円(前日817兆円)。
ドル建て日経平均は226.10(前日226.86)と3日ぶりに反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが33016円。
プラス2σが33421円。
マイナス1σが32207円。
マイナス2σが31802円。
マイナス3σが31398円。。
週足のボリンジャーのプラス1σが33060円。
プラス2σが33844円。
マイナス1σが31493円。
7月SQ値は32484円。
今年の曜日別勝敗(8月8日まで)
↓
月曜20勝9敗
火曜22勝8敗
水曜15勝15敗
木曜15勝14敗
金曜19勝11敗
SBGビジョンファンドが出資している英半導体設計大手アームが来月NASDAQに上場。
華々しい見出しの横には「回転売買の勧誘処分へ」という時代錯誤的な見出し。
新NISAは売却で空いた枠が翌年障害枠が復活する。
だから・・・。
手数料狙いの証券会社やIFAが不合理な回転売買をしかねない。
というのが金融庁の警戒感だ。
「顧客に高い手数料の投信などを短期間で売買するよう勧誘しかねない」。
行き過ぎた行為は行政処分の対象というから怖い。
未然に事故を防ぐために監視・監督するのは良いこと。
しかし日本市場の低迷の理由の一つは、厳しい監視と監督があることで証券界が委縮してしまったことも事実。
この兼ね合いは難しいが、顧客本位の姿勢、そして適合性の原則は守らなければならない。
事後処置でなく、未然防止の姿勢は「業者性悪論」の前提ではあるが・・・。
まあ、このところのEB債や仕組債の事件を見てくると当然ではあろう。
◇━━━ カタリスト━━━◇
マクニカ(3132)・・・動兆
独立系の半導体商社。
技術発掘力に強み。
セキュリティ製品などを強化
業績好調。
仏ゴーサン社と自動運転の合弁設立。
(兜町カタリスト櫻井)
