東証グロース市場は,売りと買いが交錯する中で時価総額上位の銘柄が買われ、東証マザーズ指数やグロースCoreは反発した。東証マザーズ指数の終値は前日比4.48ポイント(0.59%)高い762.56だった。
米長期金利の低下が支えとなり、「足元で値下がりしていた銘柄に押し目買いが入った」という。
グロース市場の売買代金はやや増えたものの、依然として低水準だった。
市場関係者は「プライム市場で決算を発表した銘柄の値動きが良く、動けば何でも良いという市場参加者の資金がプライム市場にシフトした」と指摘していた。
東証グロース市場では主力銘柄のビジョナルやJTOWER、フリーが上げた。一方、弁護士COMやマクビープラは下げた。
値上がり銘柄数232、値下がり銘柄数277と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に上場したJRCは、公開価格(1110円)を88円(7.9%)下回る1022円で初値を付けた。終値は初値比42円(4.1%)安の980円だった。
個別では、サンクゼールがストップ高。ベースフード、BASE、免疫生物研究所、識学、ジャパンワランティサポートなど6銘柄は年初来高値を更新。Photosynth、カルナバイオサイエンス、ゼネラル・オイスター、ジェイドグループ、ミクリードが買われた。
一方、プレイドがストップ安。メディカルネット、イルグルム、JIG-SAW、ココペリ、ワンキャリアなど23銘柄は年初来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、ジェイフロンティア、グッドスピード、マイクロ波化学、ココルポートが売られた。
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