4日ぶり反発、業績期待の高い銘柄を中心に押し目買い

日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比24円43銭高い3326円29銭だった。
前日の米株高を受けて投資家心理が改善。新興株市場では時価総額の大きい銘柄を中心に物色する動きが広がった。指数は前日まで下落し続けていたため、業績期待の高い銘柄を中心に個人投資家の押し目買いが優勢になった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で550億円、売買高は9548万株だった。
値上がり銘柄数は445、値下がり銘柄数は194となった。
 
個別では、ホリイフードサービス<3077>は、18年3月期第1四半期の決算は各利益で赤字継続だった。ペッパーフードサービス<3053>と立ち食いスタイルのステーキ店「いきなり!ステーキ」についてフランチャイズ契約を締結すると同時に発表したことで、業績期待が先行しストップ高まで買われた。
17年12月期の上期業績を上方修正している。営業利益見通しは従来の0.93億円から1.81億円へと引き上げた、応用技術<4356>、アトミクス<4625>、18年3月期の上期業績予想を上方修正のテクノクオーツ<5217>、トーイン<7923>がストップ高。
太洋基礎工業<1758>、テノックス<1905>、幼児活動研究会<2152>、トシン・グループ<2761>など19銘柄は年初来高値を更新。アップルの好決算を受けて、メイコー<6787>やフジプレアム<4237>など関連銘柄の一角とされる企業や過去に思惑買いが向かった企業にも物色が向かったようだ。
 
一方、17年9月期第3四半期決算を発表。四半期利益は同8.0%減の18.79億円となり、従来予想(20.53億円)を下回ったセプテーニ・ホールディングス<4293>下落率トップ、アマガサ<3070>、アスコット<3264>、No.1<3562>、Eストアー<4304>など7銘柄が年初来安値を更新。日本エマージェンシーアシスタンス<6063>、fonfun<2323>、オンキヨー<6628>、エスプール<2471>、ジャストプランニング<4287>が売られた。

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