2日の日経平均株価は続伸。

4日ぶりに2万円の大台を回復した。1日に発表された米アップルの好決算を受けてハイテク株中心に買いが広がった。
昨日3%を超える下落を余儀なくされたマザーズ指数は、1.5%超の上昇と自律反発を見せている。
 
明日(3日)の東京株式市場は、取引時間中に安倍内閣の改造人事が刻々と報じられることが予想され、その内容に関心が集まる。一方で、決算発表に伴う好業績銘柄への物色意欲は継続し、全体相場は底堅さを発揮しそうだ。
日本株にとっては、円安は何よりの株価押し上げ材料となる。昨晩発表された米国の経済指標はさえなかったが、それでも円高加速とはなっておらず、ドル円動向にも変化が出てくる可能性がある。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
 
20282.40  ボリンジャー:+3σ(25日)
20206.23  ボリンジャー:+2σ(25日)
20139.46  ボリンジャー:+1σ(13週)
20130.06  ボリンジャー:+1σ(25日)
 
20080.04  ★日経平均株価2日終値
 
20066.16  ボリンジャー:+1σ(26週)
20061.62  均衡表基準線(日足)
20053.89  25日移動平均線
20036.73  均衡表転換線(週足)
20034.15  均衡表転換線(日足)
20013.44  6日移動平均線
19990.42  均衡表雲上限(日足)
19977.72  ボリンジャー:-1σ(25日)
19973.00  13週移動平均線
19901.55  ボリンジャー:-2σ(25日)
19831.82  新値三本足陰転値
19825.37  ボリンジャー:-3σ(25日)
19806.54  ボリンジャー:-1σ(13週)
19770.51  75日移動平均線
19640.08  ボリンジャー:-2σ(13週)
19560.64  26週移動平均線
 
遅行スパンは実線を下回っており、下方シグナルが継続しているが、来週には実線をやや下向きになるため、現在の価格水準での底堅さが意識されるようだと、上方シグナルを発生させてくる。
ボリンジャーバンドではバンドが横ばい推移するなか、-2σから中心値(25日)を捉えており、+1σとのレンジに移行しつつある。パラボリックは陰転シグナルが継続しているが、SAR値が20177円辺りまで低下してきているため、これにタッチする形での陽転シグナル発生が近づいている。
週間形状では13週線を上回っての推移。短期シグナル改善も、引き続き強弱感が対立しやすいところだろう。

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