19日の東京株式市場は、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万3500円-3万3900円を想定。(16日終値3万3706円08銭)
先週末の米国株は下落。ダウ平均は108ドル安の34299ドルで取引を終えた。
米国株は下落したが、利益確定売りのような動きで警戒ムードは高まりづらい。円安が進んでおり、日本株に対する売り圧力は限られるだろう。
前週末16日の強い地合いが継続し、買い優勢スタートとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=141円台の後半(前週末16日は141円14-16銭)、ユーロ・円が1ユーロ=155円前後(同154円43-47銭)と円安に振れており、輸出関連銘柄には支えとなりそう。
ただ、現地19日の米国市場は、奴隷解放記念日の祝日で休場となることから、米国系投資家からの資金流入の減少が見込まれ、手控えムードが広がる場面も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同16日の大阪取引所清算値比25円高の3万3675円だった。
【好材料銘柄】
■エーアイ <4388>
「ChatGPT」を活用した法人向けAIチャットサービス「AIPal Chat」を提供開始。
■ジーテクト <5970>
事業戦略に係る重要な経営指標を設定。26年3月期に営業利益180億円(23年3月期実績は128億円)、31年3月期に280億円を目指す。また、株主還元方針にDOE(株主資本配当率)を指標として導入する。26年3月期にDOE2.0%(23年3月期は1.6%)、31年3月期に3.0%の目標を掲げる。
■ポート <7047>
今期最終を14%上方修正・最高益予想を上乗せ。
【主な経済指標・スケジュール】
19(月)
【国内】
5月首都圏マンション発売(14:00)
【海外】
休場:米国(ジューンティーンスの振替休日)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
