反落スタート、リバランス売り警戒

【寄り付き概況】

 
30日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比165円78銭安の3万3068円36銭。
 
前日の米株式市場は、NYダウは269ドル高と上昇したが、ハイテク株は軟調でナスダック指数は小幅安となった。こうしたなか、東京株式市場では利益確定売りが優勢となり、日経平均株価は下落し軟調なスタートとなった。為替は1ドル=144円80銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。
 
短期的な過熱感が強く、半導体関連株など値がさのハイテク株を中心に利益確定売りが出ている。7月上旬の上場投資信託(ETF)分配金捻出に伴う売りの増加なども警戒されているようだ。
 
 
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、5業種が高く、値上がりは海運、鉄鋼など。値下がり上位に精密、医薬品、サービス、不動産など。
 
個別では、半導体関連株の東エレクやアドテストが安い。ファストリ、テルモ、中外薬、エムスリーも売られている。
 
半面、高島屋や川崎汽、JTは高い。
 
 
 
株ちゃんofficial xはこちら!
目次