7月3日の東京株式市場は反発後、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万3100円－3万3500円を想定。（6月30日終値3万3189円04銭）
先週末の米国株は上昇。ダウ平均は285ドル高の34407ドルで取引を終えた。
米国株が経済指標を好感して強い上昇となっており、日本株もこれを受けて大きく水準を切り上げると予想する。
日経平均株価は前週末6月30日に下げ渋る動きをみせていたことや、現地6月30日の欧米株式が上昇したこともあり、買い優勢のスタートとなりそう。
ただ、戻り待ちの売りが控えているとみられるなか、株価指数連動型ETF（上場投資信託）の分配金をねん出するための売りも警戒され、買い一巡後は、もみ合う場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル＝144円台の前半（6月30日は144円84－86銭）と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ＝157円台の半ば（同157円23－27銭）と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同30日の大阪取引所清算値比265円高の3万3435円だった。
【好材料銘柄】
■ダイセキ環境ソリューション <1712>
上期経常を52％上方修正、通期も増額。
■ピックルスホールディングス <2935>
3-5月期(1Q)経常は13％増益で着地。
■ジェクシード <3719>
新たな事業として高速EV充電設備の販売及び設置・保守管理事業を開始。また、B＆Dエナジー投資事業有限責任組合を割当先とする119万0400株の第三者割当増資を実施する。発行価格は252円。
■アルファクス・フード・システム <3814>
双日 <2768> 、エイチアンドパートナーズなど3先を割当先とする47万8000株の第三者割当増資を実施する。発行価格は522.9円。
■エクサウィザーズ <4259>
営業支援を主力とするスタジアムの全株式を取得し子会社化する。取得価額は27億円。
■ポート <7047>
今期最終を7％上方修正・最高益予想を上乗せ。
■トランザクション <7818>
今期経常を10％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額。
■三光合成 <7888>
前期経常を36％上方修正・10期ぶり最高益、配当も2円増額。
■セントラル警備保障 <9740>
上期最終を一転3.4倍増益に上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額、配当も10円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
3（月）
【国内】
6月日銀短観（8:50）
《決算発表》
ネクステージ、象印
【海外】
中国6月財新製造業PMI（10:45）
米6月ISM製造業景気指数（23:00）
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
