4日の米国株式市場は独立記念日の祝日のため休場。
【シカゴ日本株先物概況】
独立記念日により米株式市場が休場
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7519.72(-7.54)
4日のFTSE100種総合株価指数は続落した。前日に比べ7.54ポイント(0.10%)安の7519.72で取引を終えた。
4日の米国市場が独立記念日で休場とあって、取引は低調だった。金融引き締め継続による英景気の減速懸念が重荷だった。銀行や資本財、日用品セクターが売られた。
半面、前日に大幅安となった英製薬大手アストラゼネカが反発。医薬品セクターの上昇が指数を下支えした。
個別では、エンジニアリング大手アイ・エム・アイが2.21%安、金融大手バークレイズは1.97%安、流通大手セインズベリーは1.82%安だった。オンライン食品販売のオカド・グループは2.23%高、製薬大手アストラゼネカは1.99%安、不動産大手セグロは1.95%安だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 16039.17(-41.87)
4日のドイツ株価指数(DAX)は続落した。前日に比べ41.87ポイント(0.26%)安の1万6039.17で取引を終えた。4日は米国が独立記念日の祝日で休場とあって取引は低調だった。小高く推移する場面もあったが、持ち高整理目的の売りが出て、下げに転じた。欧米の中央銀行による利上げ継続への警戒感が重荷だった。資本財や化学、金融の一角が売られた。
個別では、素材化学大手コベストロが1.94%安、航空機エンジン大手MTUアエロ・エンジンズは1.78%安、エネルギー大手シーメンス・エナジーは1.74%安と売られた半面、不動産大手ボノビアは4.66%高、ドイツ取引所は1.19%高だった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7369.93(-16.77)
フランスCAC40種指数は0.23%安だった。
この日発表された英製造業購買担当者景気指数(PMI)を背景に景気後退への懸念が高まり、工業株や金融株を中心に下落した。
