続伸スタート、海外勢の買いか

【寄り付き概況】

12日の東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比72円58銭高の2万9199円30銭。

前日の米株式市場は、NYダウが221ドル安と4日続落した。米地銀株の下落などが警戒された。ただ、ナスダック指数は上昇と高安まちまちだった。これを受けた、東京株式市場では下値に買いが入り日経平均株価は続伸して始まった。
また、為替は1ドル=134円50銭前後で推移している。

東京証券取引所が11日発表した5月第1週(1~2日)の投資部門別売買動向(東証、名証2市場)によると、海外投資家は現物株を6週連続で買い越した。
記録的な買い越しだった4月から5月に入っても海外勢の買いが続いているのが投資家心理を支えている。KDDI、コナミGなど決算を手掛かりにした買いも入っている。

東証株価指数(TOPIX)は上昇している。

寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種が高く、値上がりは精密、ゴム、紙パ、鉄鋼、食料など。値下がり上位に石油、銀行、海運など。

個別では、アドテスト、東エレク、HOYAが高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、武田、カシオが安い。

 

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