東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreはともに軟調。東証マザーズ指数の前引けは前日比8.17ポイント(1.08%)安い748.32だった。決算発表銘柄などを中心に利益確定売りが出て、指数を押し下げた。
東証グロース市場ではGMO-FGやエニーカラーが下落した。一方、M&A総研やJTOWERは上昇した。
値上がり銘柄数138、値下がり銘柄数356と、値下がりが優勢だった。
本日の東京株式市場では日経平均や東証株価指数(TOPIX)は為替の円安も寄与して上昇しているが、新興株は売り優勢でマザーズ指数は下落している。インフレ鈍化と金利低下が最も追い風になりそうなところが軟調に推移しているあたり不可解な動きといえ、個人投資家がそれだけ先行きを警戒している証左といえよう。
個別ではアプリックス、Arentがストップ高。ファンデリーは一時ストップ高と値を飛ばした。BRUNO、アンビション DX ホールディングス、LeTech、モルフォ、GMOフィナンシャルゲートなど12銘柄は年初来高値を更新。カイオム・バイオサイエンス、スパイダープラス、データホライゾン、ブティックス、プレイドが買われた。
一方、海帆がストップ安。アミタホールディングスは一時ストップ安と急落した。アマナ、サンワカンパニー、ジェネレーションパス、ドリコム、コラボスなど25銘柄は年初来安値を更新。バーチャレクス・ホールディングス、ジーニー、ホープ、G-FACTORY、ジェノバが売られた。
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