値下がり優勢、グロース市場への関心低下

 
東証グロース市場は、グロースCoreは小じっかり。東証マザーズ指数はさえない。東証マザーズ指数の前引けは前日比6.39ポイント(0.86%)安い740.89だった。東証プライム市場に上場する銘柄が堅調に推移するなか、個人のグロース市場に上場する銘柄への関心が薄れているとの声があった。
 
市場では「個人の投資余力は改善傾向にあるが、当面の関心は自社株買いなどを発表した東証プライム市場に上場する銘柄に向かう状況がしばらく続きそうだ」との指摘があった。
 
東証グロース市場ではカバーやアイスペースが安い。一方、ロボペイは一時、制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。値上がり銘柄数150、値下がり銘柄数339と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、アララ、ROBOT PAYMENTが一時ストップ高と値を飛ばした。BRUNO、アンビション DX ホールディングス、ディジタルメディアプロフェッショナル、オークファン、プラスアルファ・コンサルティングなど14銘柄は年初来高値を更新。Waqoo、フォースタートアップス、トレンダーズ、プログリット、プロジェクトカンパニーが買われた。
 
一方、ケアネット、アマナ、サンワカンパニー、霞ヶ関キャピタル、イルグルムなど33銘柄が年初来安値を更新。うるる、リビングプラットフォーム、unerry、Birdman、triplaが売られた。
 
 

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