30日のNYダウ工業株30種平均は反落し、3連休前の前週末と比べ50ドル56セント(0.2%)安の3万3042ドル78セントで終えた。
【シカゴ日本株先物概況】
30日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は3連休前の前週末と比べ355円安の3万1145円で終えた。
米債務上限引き上げに向けた法案審議の先行きに懸念が広がり、30日のダウ工業株30種平均が下落し、日経平均先物にも売りが波及した。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
31145 ( -235 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
31155 ( -225 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7522.07(-105.13)
連休明け30日のFTSE100種総合株価指数は反落した。前週末に比べ105.13ポイント(1.38%)安の7522.07と3月下旬以来、約2カ月ぶりの安値で終えた。今週末に予定の主要産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合を前に、原油先物相場が大幅に下落しており、エネルギーセクターに売りが出た。外国為替市場で英ポンドが対ドルで上昇し、売上高の海外比率が高い医薬品や日用品など輸出企業の下落も指数を押し下げた。
個別では、オンライン食品販売大手オカド・グループが3.71%安と下げを主導。航空機エンジン製造大手ロールス・ロイスが3.12%安、石油大手シェルが3.00%安、日用品・食品大手ユニリーバが2.97%安で続いた。
一方、小売り大手フレイザーズ・グループは2.68%高、同業B&Mヨーロピアン・バリュー・リテールは2.14%高、投資会社ハーグリーブス・ランズダウンは1.77%高と買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 15908.91(-43.82)
30日のドイツ株価指数(DAX)は続落した。前日に比べ43.82ポイント(0.27%)安の1万5908.91で終えた。堅調に推移する時間が長かったが、取引終了にかけて売りが優勢となった。米連邦政府の債務上限問題は前週末に基本合意に達したものの、議会での採決を巡る警戒が残り株式相場の重荷となった。化学やヘルスケアのほか、金融や自動車など幅広いセクターが下落した。
個別では、ヘルスケアのフレゼニウスが2.71%安、化粧品大手バイヤスドルフが2.26%安、日用品大手ヘンケルが1.
84%安。半面、郵便・物流大手ドイツポストは1.51%高、半導体大手インフィニオンは1.34%高、エネルギー大手シーメンス・エナジーは1.24%高だった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7209.75(-94.06)
フランスCAC40種指数は1.29%安だった。
